【こども記者が挑戦!】「起き上がりこぼし」作ろう 新聞紙など材料に

完成した作品を手に笑顔を見せるこども記者たち
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風船をふくらます(2)
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新聞紙と和紙を貼る(3)
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ドライヤーで乾かす(4)
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風船を取り除く(5)
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重しを固定する(6)
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傘を作って載せる(7)
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傘と胴体をつなぎ、絵の具を塗る(8)
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装飾する(9)
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「完成には根気が必要」と語る荒木さん(左)
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荒木さんの作品。自由な発想で作ろう
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 押すと倒れて自力で起き上がってくる「起き上がりこぼし」。素朴さの中にも、動きの面白さがあります。こども記者18人が、これまで工作の楽しさを教えてくれている元中学校美術教諭の荒木敏男さん(70)=福岡市=と一緒に、新聞紙や100円ショップで買える材料を使った起き上がりこぼし作りに挑戦。作り方を紹介します。

 (製作時間・約5時間)

【紙面PDF】こども記者が挑戦!=「起き上がりこぼし」作ろう

 ▼材料 新聞紙(2~3センチ角に切る)、白い和紙(障子紙などを同サイズに切る)、木工用接着剤、ゴム風船、紙粘土、ビー玉、アクリル絵の具(白色)、絵の具、セロハンテープ、水性ニス

 ▼道具 はさみ、筆、紙コップ(作業用の台として使用)

 ▼……作り方……▼

(1)重しを作る。ビー玉を紙粘土で包み乾かす。

(2)自分が作りたい大きさに合わせて風船をふくらませる。大きくするほど、完成までに時間がかかる。今回は高さ12センチ程度。

(3)胴体を作る。木工用接着剤を水で3倍ほどに薄めて、筆で風船に塗り、新聞紙を貼る。同様にして和紙を貼り、新聞紙、和紙、和紙の順で、すき間がないように5層に貼る。風船の結び目周辺は紙を貼らずに少し残しておく。風船を紙コップに載せると作業しやすい。

(4)表面が滑らかになるように筆で整えて乾かす。ドライヤーなどを使って完全に乾燥させるのがこつ。

(5)風船を割って取り除く。内側が湿っていれば再度乾かす。

(6)底に多めに接着剤を入れて重しを置く。完全にくっつくまで動かさない。

(7)頭を作る。胴体の大きさに合わせてはがきなどの厚紙を丸く切り、中心部まで切り込みを入れて傘の形を作り、内側をセロハンテープで留める。胴体に載せて、セロハンテープで留める。

(8)頭と胴体の接合部に接着剤を塗り、和紙を貼り重ねて接合部が見えなくなるようにする。よく乾かし、表面に白のアクリル絵の具を塗る。

(9)アクリル絵の具が乾いたら、絵を描いたり、シールを貼ったりして装飾、乾かす。

(10)ニスを塗って完成。スプレー式のニスでもよい。

 ●こつは「辛抱強く」

 「起き上がりこぼし」は東北・会津地方の郷土玩具で、何度転んでも立ち上がる不屈の精神を象徴する縁起物。工作でも根気強さ、辛抱強さが必要です。

 作業のポイントは(1)作業の節目ごとに作品を時間をかけてきちんと乾かす(2)バランスよく立つように、重しの重さや固定する位置を調節する(3)仕上げでスプレー式のニスを吹きつけると強度が増しつやが出る(4)作業でまわりを汚さないように新聞紙を敷く-など。

 大事なのは重しを確実に固定すること。重しが固まるまでは動かさないでください。もし完成後に重しがはずれたら、底に接着剤の口が入るくらいの穴をあけて接着剤を入れた後、穴を和紙でふさいでまっすぐ立てて固めてください。

 春休みなどの時間があるときに、家族全員で作って飾ると楽しいですね。今回の技法は「張り子」といい、もっと大きくすればランプシェード(照明のかさ)も作れますよ。 (荒木敏男)

【紙面PDF】こども記者が挑戦!=「起き上がりこぼし」作ろう

=2018/03/07付 西日本新聞朝刊=

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