【きょうのテーマ】こども記者 工作に挑戦 磁石が生み出す不思議な動き

荒木さんの作品
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(1)主な材料と加工した部品
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(2)台を作る
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(3)台に色を塗る
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(4)チョウを作る
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(5)糸の長さを調節
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(6)動きを楽しむ
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作業を前に荒木さん(左)の説明を聞く
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作品を持つこども記者ときょうだいら
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 季節は冬から春へ。春の訪れを感じさせてくれる生きものにチョウがいます。ひらひらと宙を舞うチョウの動きには、つい見とれてしまう面白さがあります。こども記者が、元中学校美術教諭の荒木敏男さん(71)=福岡市=と一緒に、100円ショップで買える材料を使って、磁石で動くチョウの置物作りに挑戦しました。作り方を紹介します。

 (製作時間・約2時間)

【紙面PDF】きょうのテーマ=こども記者 工作に挑戦

 ▼材料=直径2センチの磁石2個、板A(厚さ5ミリ、長さ15センチ×幅8センチ)2枚、板B(厚さ5ミリ、長さ6センチ×幅6センチ)1枚、竹ひご(直径4ミリ、長さ35センチ)1本、厚紙、割りばし、紙粘土、釣り糸(約50センチ)、和紙1枚、木工用接着剤
*板の大きさや竹ひごの長さは目安

 ▼道具=筆、絵の具、はさみ、のこぎり、ドリル

 【作り方】

 (1) のこぎりで板を切り、板Aを2枚、板Bを1枚作る。竹ひごは先から10センチくらいの部分を湯につけて曲げておく。板Aの端から3センチほどの部分を中心に、磁石を置く直径2センチの穴をドリルで開け、木工用接着剤でもう1枚の板Aと貼りあわせる=湯や工具を使う作業は保護者の協力を。

 (2) 竹ひごを支える板Bを(1)で作った台に接着する。台の穴に磁石を接着し、穴に和紙を張って見えないようにする。

 (3) 筆と絵の具を使って台全体に好きな色を塗る。直径4ミリの穴を板Bにドリルで開け、竹ひごを差し込む。

 (4) 厚紙をチョウの形に切り型紙を作る。約4センチに切った割りばしに釣り糸を結び、型紙に小さな穴を開けて糸を通しておく。型紙に磁石を接着し(台の磁石と反発する向きを確認)、紙粘土でくるみながらチョウの形を作る。

 (5) 色を塗ったチョウが、台の磁石とほどよく反発する位置に釣り糸の長さを調節して、竹ひごの先に結ぶ。これで完成。

 (6) 手を触れなくても、磁力でチョウが回転したり、前後左右に揺(ゆ)れたりする不思議な動きを楽しむ。

 ●仕掛けは隠そう 荒木さんのアドバイス

 磁石にはS極とN極があり、その組み合わせでくっついたり、反発したりする性質は古くからさまざまなおもちゃに応用されてきました。

 今回の工作で大事なのは磁石が見えないようにすることです。磁石をそのまま台に接着すれば作るのはより簡単ですが、仕掛けは隠したほうが動きにトリックのような味わいが出て、不思議さが引き立ちます。

 チョウと台の磁石の方向を間違えず、反発力がほどよくなる距離を見つけることが大切です。竹ひごの先から5ミリの部分に溝を切り、そこに釣り糸をからめて長さを調節すると作業が楽です。

 チョウをスペースシャトルや飛行機、惑星の形にするのもいいですね。置物を複数作って、並べて動かすとさらに予想できない動きが楽しめます。寒さで外に出たくない休日は、家族で工作を楽しんでみてはいかがですか。(荒木)

【紙面PDF】きょうのテーマ=こども記者 工作に挑戦

=2019/01/22付 西日本新聞朝刊=

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