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「王羲之と日本の書」 2月から九博特別展 国宝26点など

 九州国立博物館(福岡県太宰府市)は7日、来年2月10日から4月8日まで開催する特別展「王羲之(おうぎし)と日本の書」(西日本新聞社など主催)の概要を発表した。

 王羲之は4世紀、中国・東晋の貴族で、「書聖」と呼ばれるほどその書は尊ばれ、日本に多大な影響を与えた。真跡は見つかっていないが、文字の輪郭を極細の筆で薄い紙に写し取る「搨摸(とうも)」など精密な複製が残っている。同展では王羲之の書状集「喪乱帖(そうらんじょう)」(宮内庁三の丸尚蔵館蔵)など4点の搨摸を紹介。王羲之の作品で最も有名な「蘭亭序」の拓本なども展示する。

 平安時代の「三筆」に挙げられる空海の「灌頂歴名(かんじょうれきみょう)」(神護寺蔵、国宝)のほか、近衛信尹(のぶただ)筆・長谷川等伯画の「檜原図屏風(ひばらずびょうぶ)」(禅林寺蔵)など近世の作品も取り上げ、日本での書の受容と広がりをたどる。展示は国宝26点、重要文化財18点、宮内庁所蔵品17点など計117点。島谷弘幸館長は「書の魅力、見方、楽しみ方を前面に出した展示にしたい」と語った。問い合わせはNTTハローダイヤル=050(5542)8600。


=2017/11/08付 西日本新聞朝刊=

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