髪の悩み<下>薄毛を目立たなくするために 分け目を変える ふわっとブロー こつはいくつも

ドライヤーを当てながら、左側の毛を右方向にとかすと、自然なボリュームが出る
ドライヤーを当てながら、左側の毛を右方向にとかすと、自然なボリュームが出る
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頭頂部にカーラーを巻くといい。毛を厚く取りすぎるとうまく巻けないので注意
頭頂部にカーラーを巻くといい。毛を厚く取りすぎるとうまく巻けないので注意
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 女性に増えている薄毛の悩み。日常生活ではどんなことを心掛ければいいのだろう。薄毛が目立たなくなるヘアセットの工夫や、頭皮の健康につながる手入れの仕方について、薄毛対策に力を入れる美容室Axio(福岡市中央区)美容師の多良美由紀さん(35)と川添尚さん(29)に話を聞いた。

 ●ブラッシング

 ブラッシングはもつれた髪をほどくだけでなく、頭皮への刺激にもなる。頭皮を傷めないよう、先があまりとがっていないヘアブラシを選ぼう。

 まずは頭頂部から毛先へ、普通にとかす。次に下を向いて、えり足辺りから頭頂部の方向へブラシを動かす。これは薄毛予防に効果的な血行促進につながるそうだ。やってみると確かに頭部がぽかぽかしてくる。

 シャンプー前にブラッシングすると汚れが落ちやすい。川添さんは「気が向いたときに1日数回やるのがお勧めです」と説明する。

 ●ヘアセット

 薄毛を目立たなくするヘアセットとして、頭頂部のボリュームアップが期待できるブローの方法も知っておいてほしい。ドライヤーを当てながら、頭頂部辺りの左側の髪を、右方向にとかす。次は右側の髪を左方向に。さらに下を向き、後頭部の髪の毛は前に行くように、後ろから風を当てる。こうすればふわっと自然なボリュームが出る。頭頂部にカーラーを巻くのも手軽だ。

 分け目は直線にすると薄毛が目立つので、ジグザグにするといい。多良さんは「分け目の位置は定期的に変えた方がいいですよ」と助言する。ずっと同じだと、その部分の薄毛が目立ってくるという。ただ、自分でいきなり変えると、セットがしにくくなることもあるので、ヘアカットの際「分け目を変えたい」と伝えるのがいいそうだ。

 ●シャンプー

 抜け毛を予防したいならやはり洗髪から。「洗うのは髪の毛ではなく地肌(頭皮)という意識を持ちましょう」と多良さん。しっかりぬらして「予洗い」を。シャンプーをつけずに地肌を指の腹でもむような感じで汚れを落とす。ゴシゴシと爪でこすらないのがポイントだ。

 次に、シャンプーを使って同様に洗う。一番大事なのは毛穴が詰まらないようにしっかりすすぐこと。シャワーで流してもいいが、湯を張った洗面おけに髪を浸してすすぐのも効果的という。トリートメントは傷みやすい毛先中心で根元にはつけなくていい。地肌の乾燥や脂っぽさで悩んでいるなら、温度が高めのお湯は使わない方がいいそうだ。

 「洗髪後にドライヤーを当てるのは根元中心で」と川添さん。根元が乾けば毛先も乾くという。根元がぬれたままだと蒸れて、臭いの原因になることも。毛先は乾かしすぎるとパサパサになるので気を付けよう。

 ●増毛の方法

 Axioでは「増毛エクステ」というメニューが人気だという。自分の髪の毛1本の根元に、人工毛などを4本(髪質により2本)手作業で結び付けて髪を増やす。頭頂部の薄毛なら2千~3千本ぐらいで改善を実感する人が多いそうだ。料金は2千本で5万4千円から。人工毛を結び付けた地毛は周期的に抜けるので、その分新たに結び付けるなど、メンテナンス代が別に月1万円ほどかかるそうだ。

 ほかに、つむじや分け目辺りを覆うウィッグ(かつら、既製品5万4千円から)も扱っている。増毛エクステやウィッグは取り扱いがない美容室もあるので事前に確認しよう。

 Axio=092(752)1200(月曜と第3日曜が休み)。

=2018/02/17付 西日本新聞朝刊=

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