2福岡市議、「みらい」退会 市議会の空港出資論議

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 福岡空港の新運営会社に対する出資の是非を巡り、福岡市議会の会派再編の動きが続いている。みらい福岡に所属していた平畑雅博(早良区)、鬼塚昌宏(博多区)の2市議は、3月31日付で退会。最大会派の自民党市議団に入会希望の意向を示しており、自民は対応を協議する。

 高島宗一郎市長は2月の市議会定例会に、新運営会社に出資しないことを前提とした条例案を提案したが、自民が主導して否決。自民などは市に出資を求める決議案を可決した上、3月に入り、同じ趣旨の条例案を議員提案して28日に修正可決した。高島市長はこの議決に異議を申し立て、条例案は4月11日か12日に再議決される。

 平畑、鬼塚の両氏は、決議案と3月の議員提案条例案の採決でみらい福岡の会派判断と異なり、自民側に賛成した。両氏は「会派に迷惑を掛けた」「けじめをつけたい」などとして、31日付で退会。現在は無所属だが、既に自民幹部に会派入りの希望を伝えている。仮に両氏が加わった場合、自民の所属議員数は小畠久弥議長を含め19人になる。

 空港出資問題を巡っては2月、高島市長提案の条例案に反対を決めた自民の会派運営に反発し、中島正裕(中央区)、飯盛利康(南区)、福田衛(博多区)の3市議が退会。「高島市長を支えたい」として新会派・自民新福岡を立ち上げた。また、3月28日の条例案採決ではみらい福岡以外に、維新の会も3人が自民側、1人が高島市長側と賛否が分かれる事態となった。

 関係者の間には、再議決などを契機としてさらなる会派再編が起こる可能性を指摘する声もある。

=2017/04/04付 西日本新聞朝刊=

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