西日本新聞電子版 1周年記念プレゼント

橋田市議、再議で「反対」 空港出資条例案

福岡市役所で記者会見する橋田和義市議
福岡市役所で記者会見する橋田和義市議
写真を見る

 福岡市議会で予定される、福岡空港の新運営会社に対する出資条例案の再議決を巡り、自民党市議団の会派方針に異を唱えて退会届を提出し、慰留を受けていた橋田和義市議は7日記者会見し、条例案に反対票を投じることをあらためて表明した。再議の票差は予断を許さない情勢で、少数会派の動向が注目される。

 条例案は3月末の市議会本会議で賛成39、反対20で修正可決され、高島宗一郎市長が再議を申し立てた。自民出身の小畠久弥議長を含む定数62人が投票する再議決は12日に行われる見通し。自民などの賛成票が出席議員の3分の2以上だと可決が確定、未満だと廃案となる。

 自民の会派方針に従い賛成した橋田氏が一転、反対を決めたことで、修正可決時の投票結果を基にすれば反対票は1増えて「21」になり、賛成票の割合は「3分の2」を上回らない。ただ、関係者によると、前回投票で賛成3人、反対1人と賛否が割れた維新の会は再議決で会派の賛否を統一する可能性があり、退席した緑とネット(2人)を合わせた少数会派がキャスチングボートを握る形になってきた。

 6日に自民の会議で約6時間にわたり慰留された橋田氏は会見で「空港出資はリスクが大きい。昨夜は気持ちが揺らいだが、条例案否決により、出資の是非を問う議論を終わらせるべきだと思った。けじめをつけるため、自民を退会する」と説明、今後は無所属議員として活動するとした。結論は光安力会長に電話で伝えたという。

 自民は7日夕の会議で再度、橋田氏に翻意を促す予定だった。光安会長は、報道陣に「(橋田氏は)会議に出席して説明すべきであり、非常に残念で立腹している。退会届は再議決が終わってから取り扱いを協議する」と述べた。

=2017/04/08付 西日本新聞朝刊=

→電子版1周年記念!1万円分賞品券やQUOカードが当たる!!

西日本新聞のイチオシ [PR]

西日本新聞のイチオシ [PR]