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滞る長住中央公園再整備 市幹部は「合意形成目指す」 福岡市議会

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 福岡市議会定例会の16日の一般質問で、高島宗一郎市長と自民党市議団の対立劇の発端となった長住中央公園(南区)の再整備問題が取り上げられた。再整備は園内のソフトボール専用球場の廃止を求める地域住民側と存続を求めるソフトボール団体側の間で対話が途絶え、宙に浮いている。市は事態の打開に向け「第一歩となる話し合いの実現を双方に働き掛けていく」(光山裕朗住宅都市局長)と答弁した。

 長住中央公園の再整備では2月の市議会で、自民が中心となって後押ししたソフトボール団体側の請願が採択され、市と地域住民側のワークショップ(WS)でまとめられた結論を基にした請願は不採択になった。

 一般質問で取り上げた南区選出の新村優市議(無所属)はソフトボール団体側の請願に署名した1人。質疑では「市がWSの開催と議論の詳細、結果をソフトボール団体に十分に説明しなかったため、両者の相互不信を招いた」と主張、合意形成を促す努力を市に求めた。

 地域住民側は、ソフトボール団体側による違法駐車や騒音に困っていると訴えている。新村氏が、ソフトボール団体側もマナー改善を徹底しているが市は実態を把握できていないと述べたところ、光山局長は「議員、いいかげんなことを言ってもらっては困る。私自身、この目で現場を確認し、地域からの苦情をずっと受けてきた」と異例の強い調子で反論、議場がざわつく場面も。

 光山局長は「まずは、ソフトボール団体が課題の解決に取り組むことを、地域と相互に確認することが必要」と答弁。「請願審査の結果とWSでの議論やプロセスも踏まえた上で、双方が納得する形での合意形成を目指す」と続けた。

=2017/06/17付 西日本新聞朝刊=

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