金属くず取り扱い基準見直しへ 福岡市、油流出事故受け

 福岡市は21日の市議会常任委員会で、4~5月に博多湾で起きた貨物船火災による油流出事故を受け、港湾施設における金属くずなど再利用資材の取り扱い基準を見直す方針を明らかにした。熱を発する金属くずと可燃物を分別させる方向で考えるという。

 火災は4月24日、東区の箱崎ふ頭で金属くずなどを船に積み込む作業中に発生。流出した油は西区でも確認されたほか、流れ着いた河口で潮干狩りに影響を与えた。出火原因は特定されていないが、市によると、金属くずの摩擦により発した熱が廃プラスチックなどに移り、発火する可能性があるという。

 再利用資材に関する市の内規は、野積み場に金属くずを5メートル以上積み上げないことや、電池類を放置しないことは定めているが、種類による区分はしていない。

=2017/06/22付 西日本新聞朝刊=

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