長住中央公園ソフト球場存続請願を採択 福岡市議会委、廃止案に反発

 福岡市南区の長住中央公園再整備に伴うソフトボール専用球場の存廃問題について、存続を求める利用団体側の請願が7日、市議会第4委員会で採択された。市の第三者委員会が示した地域住民側が求める球場廃止と代替施設の確保を柱とした原案に対し、議会はあらためて存続の意思表示をして反発した形だ。

 請願はソフトボールやグラウンドゴルフ、サッカーなどの競技で利用できる多目的グラウンドとして球場を残し、球場以外の公園スペースの再整備を先行して進めることを求める内容。

 採決の結果、自民▽公明▽市民クラブ-などの賛成多数で請願は採択された。共産と自民新福岡、無所属の3議員は「いま議会が結論を出すと、利用団体と地域住民の話し合いの機運にくさびを打ち込んでしまう」などとして採決を退席した。同じ趣旨の請願は2月にも採択されている。

 第三者委は「2年程度の猶予期間を設けて球場を廃止し、約2キロ離れた桧原運動公園(南区)内に代替施設をつくる」との原案を示している。15日の最終会合で市に提出する報告書をまとめる方針だが、市と議会側との合意形成は難航しそうだ。

=2017/12/08付 西日本新聞朝刊=

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