ペンギン施設下から観察 福岡市動物園 移転建て替え20年春オープン

フンボルトペンギンの展示施設のスケッチ。手前の大型プールから見上げて観察できる(福岡市動物園提供)
フンボルトペンギンの展示施設のスケッチ。手前の大型プールから見上げて観察できる(福岡市動物園提供)
写真を見る
入園口を兼ねた「動物情報館」(仮称)のイメージ(福岡市動物園提供)
入園口を兼ねた「動物情報館」(仮称)のイメージ(福岡市動物園提供)
写真を見る

 福岡市動物園(中央区)は2018年度にペンギン展示施設を移転して建て替える工事を始める。秋には正面入り口に「動物情報館」(仮称)を中心とした複合施設が新設・オープンする。市は18年度当初予算案に関連費9億7145万円を盛り込む。

 フンボルトペンギンの展示施設(約千平方メートル)は、中央食堂・売店がある場所に移転して建て替え、20年春にオープンを目指す。

 ペンギンが泳ぐ姿を下から観察できる大型プールや、夏に来園した子どもがペンギンを眺めながら遊べる約10センチの深さのキッズプールを整備する。ペンギンが土に巣穴を掘り、子育てする様子も観察できる「行動展示」を目指す。

 複合施設は地上2階、地下1階建てで、約1300平方メートル。

 情報館は1階と2階に入る。来園者は必ず1階の情報館を通る構造。動物の標本や剥製が置かれ、チケット購入窓口、動物相談コーナー、講習会などができるスペースがある。体験学習が行えるラボ室が2階に入る予定。

 1階には、他に総合案内所や売店、レストランが入る。地下には、新たに89台分の駐車場を設ける。

 市は06年度から20年計画で動物園の再生事業を進めている。今後も「アフリカの草原エリア」などの整備を予定しているが、動物の死亡や繁殖可能な年齢を考慮したところ、計画の再検討が必要になったと判断。18年度中に計画の見直しを行うことにしている。

=2018/03/10付 西日本新聞朝刊=

西日本新聞のイチオシ [PR]

西日本新聞のイチオシ [PR]