西都小、児童急増で新設校 「見通し甘い」と批判噴出 福岡市議会

 昨年4月に開校した西都小(福岡市西区)の児童数増加を受け、市教育委員会が検討している小学校新設を巡る議論が20日、市議会常任委員会であった。市教委側は「見込みを上回る人口流入があった」と釈明。市議からは「こんな計画ミスは一般企業ではクビだ」などと、見通しの甘さを批判する声が相次いだ。

 同校区は九州大伊都キャンパス移転に伴う周辺整備などにより、子育て世帯を中心に人口が急増。特別支援学級を含む児童数は昨年度756人(25学級)、本年度874人(30学級)と増えている。一方、開校前の推計は昨年度539人(18学級)、本年度633人(21学級)だった。

 市教委の今年3月の推計によると今後も児童数は増え続け、2023年度に1350人(43学級)に。浜崎太郎市議(みらい)は「根拠となる数字の信ぴょう性を検証すべきだ」とただした。これに対し市教委は「(3月の推計は)周辺の再開発を見込んで再度推計した」と理解を求めた。

 市教委は校区内か近隣に1万6500平方メートル程度の候補地を本年度中に選定し、23年度の開校を目指す。小畠久弥市議(自民)は「周辺校区も児童が増えていると思う。中学校(の整備)は大丈夫か」と指摘した。

=2018/06/21付 西日本新聞朝刊=

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