【九州陶磁文化館】世界へ再び 明治維新150年記念展 幕末明治 有田の豪商-蔵春亭と肥〓(〓は「いしへん」に「楪のつくり」)山信甫-

 日本で初めて生産された磁器「有田焼」は、1640~80年代まで輸出を中断していた中国磁器の代替として世界に輸出された。その後、需要低下のために一時中断していた海外輸出は、1841年に有田の商人・久富与次兵衛が「蔵春亭」ブランドを立ち上げたことで復活。56年からは田代紋左衛門がその権利を継承し、「肥〓(〓は「いしへん」に「楪のつくり」)山信甫」ブランドで新しい有田焼を生み出した。本展では、海外に輸出された作品、生産地・有田の窯跡や久富の支店が置かれた長崎市万才町遺跡の出土品、地元である有田に伝わった作品や「田代家文書」などの62件の資料を通じて、今日に続く有田焼ブランドの礎を紹介する。9月2日(日)まで。入館無料。月曜休館。

=2018/08/06付 西日本新聞夕刊=

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