やさしい日本語の可能性探り議論 都内でシンポ

「やさしい日本語」の可能性について語り合うパネリストたち=11日午後、東京都内
「やさしい日本語」の可能性について語り合うパネリストたち=11日午後、東京都内
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 外国人労働者の受け入れを拡大する改正入管難民法の4月施行を前に、日本語が苦手な外国人にも伝わりやすい「やさしい日本語」の可能性を探るシンポジウムが11日、東京都内であった。多文化共生に関わる専門家4人が登壇。都内で外国にルーツを持つ子どもたちの学習支援に取り組むNPO法人責任者の田中宝紀(いき)さんは「日常生活の支援では『やさしい日本語』の活用が重要」と指摘した。

 明治大国際日本学部の山脇啓造教授は商店街の協力で外国人向けに実施した「やさしい日本語ツアー」を紹介。観光客対応での活用を推進する「やさしい日本語ツーリズム研究会」の吉開章事務局長は「外国人が使う日本語に、日本人が寛容になって」と訴えた。

 西日本新聞は昨年11月から、ホームページで「やさしい日本語」でのニュースを新聞業界で初めて配信中。本紙デジタル編集チームの坂本信博デスクは「共生社会を支える新聞社としての使命を果たしたい」と語った。

=2019/03/12付 西日本新聞朝刊=

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