外国人の口座売買、犯罪に悪用後絶たず 対策強化「差別」懸念も 金融機関、対応に苦慮

口座売買が犯罪であることを多言語で注意喚起する埼玉県警の啓発チラシ

 外国人技能実習生や留学生が、帰国間際に銀行口座を他人に売り、振り込め詐欺などの犯罪に悪用されるケースが後を絶たない。九州のある地銀では2017年度に、犯罪に使われた外国人名義の口座を凍結したケースが約70件あった。4月からの外国人労働者の受け入れ拡大で口座開設の増加が予想される。金融機関は口座売買は違法との周知に力を入れるが、「外国人差別につながりかねない」との懸念もあり抜本的な対策を打ち出せていない。

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