「朝倉の復興」願う舁き山笠も 博多山笠振興会が「標題」発表 地元の武将に「西郷どん」、ゴジラも

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 博多祇園山笠振興会=豊田侃也(かんや)会長=は2日、今年の舁(か)き山笠と飾り山笠の標題を発表した。黒田如水・長政父子など地元の戦国武将を取り上げたものが目立つほか、九州豪雨被災地の復興を願う内容や、ゴジラなど娯楽色の強いテーマもあり、バラエティーに富んだ内容となった。

 黒田如水・長政父子の武功をテーマとしたのは、舁き山笠、飾り山笠合わせて四つ。このうち、域内に父子の墓所がある二番山笠・千代流の舁き山笠「藤花庸功千代芳(とうかようこうちよにかんばし)」は、戦国末期、数々の危機を乗り越えた父子の絆を表現する。

 被災地復興の願いを込めたのは五番山笠・大黒流の「吾在倶(われともにあり)」。九州豪雨で被災した朝倉市に思いを寄せ、秋月藩の初代藩主・黒田長興をモチーフに。一番山笠・西流の「報文武秀小松君(ぶんぶしゅうなるこまつのきみにほうず)」は、平安期、博多に多大な恩恵をもたらしたとされる平重盛に敬意を表す。

 このほか、商業施設がゴジラのプロジェクションマッピングで話題となっている十七番山笠・キャナルシティ博多は、飾り山笠も「ゴジラ博多上陸」とした。

=2018/06/03付 西日本新聞朝刊=

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