山笠の安全願い 承天寺で「夏祈祷」

博多祇園山笠の安全を願い、読経する僧侶たち
博多祇園山笠の安全を願い、読経する僧侶たち
写真を見る

 博多の夏の風物詩「博多祇園山笠」の安全と成功を祈願する「夏祈祷(きとう)」が2日、福岡市博多区博多駅前1丁目の承天寺(じょうてんじ)であり、博多祇園山笠振興会=豊田侃也(かんや)会長=の本部役員や舁(か)き山笠七流(ながれ)の総務など関係者30人余りが参列した。

 博多祇園山笠は、鎌倉時代、同寺の開祖・聖一国師が施餓鬼棚(せがきだな)に乗って祈祷水をまき、疫病退散を念じたのが起源とされる。

 この日は、神保至雲住職ら約20人の禅僧が蛇腹状にたたまれた経典を左右にパラパラとめくりながらお経を唱える「転読」を行い、野太い声で方丈に響く読経に、参列者たちは真剣な表情で聞き入った。豊田会長は「これで7月15日の追い山を無事奉納できると確信した」と話した。

=2018/06/03付 西日本新聞朝刊=

西日本新聞のイチオシ [PR]

西日本新聞のイチオシ [PR]