福岡
インキの匂いが漂う印刷所「文林堂」(福岡市城南区)で、昔ながらの活版印刷に取り組む職人・山田善之さん。金属の版(組み版)と手押しの印刷機を使用する作業風景を追った。
明治期に作られたとみられる手押し印刷機も現役で使用
ひもで縛って活字を固定していく
さまざまな企業のロゴを刻んだ活字も
印刷機のプレスでくっきりと文字が浮かぶ
活字を扱う道具もさまざま。40年以上、この作業場に立ち続けた
西日本新聞の題字もあった
棚に並ぶ活字の数々。「数え切れない」と山田さん
おびただしい数の「字」を前にほほ笑む山田善之さん。「どの字がどこにあるかは瞬時にたどり着ける」