福岡
九州一の歓楽街・中洲(福岡市博多区)で10月25、26日両夜に開かれた「第44回中洲まつり」。最大の呼び物「國廣(くにひろ)女みこし」の準備風景と本番当日を振り返る。
威勢のいい掛け声を上げながら中洲の街を練り歩く「國廣女みこし」
2基のみこしから「そいや」のかけ声が飛ぶと、見物客から歓声が上がった
「台上がり」をした女性たちの表情は晴れ晴れとしていた
スタート前に笑顔で記念写真に納まる参加者たち
みこしを担ぐメンバーの足並みがきれいにそろうとかけ声も弾む
中洲の街を練り歩く「國廣女みこし」
國廣女みこしに出始めて17年目という高瀬夕郁さんは生粋の「山のぼせ」。毎年10月になると「ワクワクする」という
棒締め作業を終え、「ソイヤッ」の掛け声でみこしを担ぎ上げる
みこしを前に参加者の表情も引き締まる。ほこりを落として手際よく拭き上げていく
さらしを巻く作業は一筋縄ではいかない難しさがあるという。先輩が手本を見せて、力加減などの「技」を伝授する
みこしの飾りつけも難しい作業の一つ。先輩が後輩に手ほどきをする
みこしの移動など、裏方で支える博多園山笠・中洲流の男性たち
張り詰めた緊張感の中、作業をする女性たち
棒を首に巻き込むように乗せる感覚を確認する女性たち
みこしの破損などを防ぎ、華やかさを添える飾りひも。緩まないように声を掛け合って締めあげていく
綿棒を使って細かい部分まで丁寧に磨きあげる
「棒を首に巻き込むように乗せると、肩が痛くならないよ」とアドバイスする女性
金属磨きを塗って一つ一つ丁寧に磨きあげていく