山笠ニュース

出番待つ山笠提灯 福岡市博多区上川端町

2009年06月18日 19:15
親子2代で山笠の提灯作りに追われる門田敏郎さん(右)と明寛さん=福岡市博多区上川端町
親子2代で山笠の提灯作りに追われる門田敏郎さん(右)と明寛さん=福岡市博多区上川端町
 博多祇園山笠(7月1―15日)を前に、福岡市博多区上川端町の門田提灯(ちょうちん)店では、祭りで使う提灯作りが最盛期を迎えている。作業場では、先代の門田敏郎さん(77)と4代目店主の長男明寛さん(47)親子が所狭しと置かれた提灯に囲まれ、舁(か)き山笠七流の名前や町名に加え「赤手拭(てのごい)」や「取締」といった役職名を丁寧に墨書している。

 「お汐井(しおい)取り」(同1日)に合わせて、各流の当番町を中心に注文が集まる。製作は4月中旬から始まり、仕上げの墨書ではこの時期、1人で1日30―50個を書き上げ、祭りの期間中まで作業は続くという。

 店では今年も例年通り、300―500個を製作予定。提灯はお汐井取りに向かう隊列の先頭が持ったり、直会(なおらい)がある各町の詰所(つめしょ)前に掲げられたりと、山笠に欠かせない。敏郎さんは「不景気や新型インフルエンザを吹き飛ばそうと思いを込めてます」と話していた。


=2009/06/16付 西日本新聞朝刊=

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