山笠ニュース

【連載】彩・勇・華 飾り山笠<下>ランタンと人形競演

2009年07月06日 09:35
ランタンで作られた桜が幻想的な雰囲気を醸し出す(キャナルシティ博多)
ランタンで作られた桜が幻想的な雰囲気を醸し出す(キャナルシティ博多)
 満開の桜から漏れる光が、灰をまく花咲かじいさんをほのかに照らす。「キャナルシティ博多」では、ランタンと飾り山笠が織りなす「幽玄の美」が楽しめる。

 おなじみの昔話を人形師の置鮎琢磨さん(80)、裕次郎さん(51)親子とランタンアーティスト、三上真輝さん(56)が共同で題材に。和紙で作られた6個の桜と虹が放つ光は、子どもたちを夢の世界へといざなう。「花咲かじいさんが、引き立つように工夫しています」と三上さん。琢磨さんと三上さんのコラボレーションは4年目を迎え、円熟味を増している。

 琢磨さんは「福岡ドーム」も手がける。こちらも子どもたちのあこがれの福岡ソフトバンクホークスがテーマ。秋山幸二新監督をイメージしたユニホーム姿の人形の下には、若武者が雄々しく飾られている。「優勝を目指して、活躍する若い選手が出てきてほしいという願いを込めた」と琢磨さん。

 親子連れが楽しめる飾り山笠は多い。「渡辺通一丁目」はアニメ「名探偵コナン」、「博多駅商店連合会」は「華丸・大吉のなんしようと?」と人気テレビ番組が題材。幅広い年代に、山笠はその魅力をアピールしている。


=2009/07/04付 西日本新聞朝刊=

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