山笠ニュース

身長3センチの「オイッサ」 舁き山笠人形展示 福岡市博多区

2009年07月08日 19:52
勇壮な舁き山笠を紙粘土人形で再現した故山岡憲司さんの作品=福岡市の博多町家ふるさと館
勇壮な舁き山笠を紙粘土人形で再現した故山岡憲司さんの作品=福岡市の博多町家ふるさと館
 締め込み姿で歯を食いしばり山笠を舁(か)く約800体の人形から「オイッサ、オイッサ」の大音響が聞こえてきそう-。福岡市在住の写真家で、粘土細工の人形作りでもプロ顔負けだった故山岡憲司さんが、博多祇園山笠の舁き山笠が駆ける様を表現したミニチュア人形が、同市博多区の博多町家ふるさと館で展示されている。29日まで。

 武将を飾り付けた高さ約10センチの山笠を中央に、身長約3センチの紙粘土の人形群を配置。舁き手の役割や動きをそれぞれ正確に表し、顔つきも1体ずつ異なるなど、本物さながらの迫力がある。

 山岡さんは印刷会社の専属カメラマンを退職後、65歳ごろから粘土細工を開始。山笠や博多松囃子(ばやし)といった伝統行事などを題材に制作に励み、2001年、83歳で亡くなった。今回の展示作品は、山岡さんが生前よく撮影した中洲流がモデル。


=2009/07/08付 西日本新聞朝刊=

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