山笠ニュース

夏疾走 博多祇園山笠「追い山」

2009年07月15日 18:08
櫛田神社の清道を回り、威勢のいい掛け声とともに博多の街へ駆け出す三番山笠・西流=15日午前5時すぎ、福岡市博多区
櫛田神社の清道を回り、威勢のいい掛け声とともに博多の街へ駆け出す三番山笠・西流=15日午前5時すぎ、福岡市博多区
 日本を代表する夏祭りのひとつ「博多祇園山笠」のフィナーレを飾る「追い山」が15日早朝、福岡市博多区であった。水法被姿の男衆の威勢の良い掛け声とともに勇壮な舁(か)き山笠が通りを疾走。沿道を埋めた観衆の歓声が街に響き、15日間続いた祭りの興奮は最高潮に達した。

 空が白みかけた午前4時59分、「ドーン」と響く太鼓に合わせ、今年の一番山笠を務める東流が櫛田神社(同区上川端町)の境内に突進。清道を半周した後、歓声で迎えた2千人以上の観客と一緒に「博多祝い唄(うた)」を歌い上げ、再び街に駆けだした。その後、5分おきに八番山笠・上川端通までが順に「櫛田入り」。七番山笠までの舁き山笠は、同区須崎町の「廻(まわ)り止め」までの約5キロの道のりを約30分かけて駆け抜けた。

 舁き手たちの「オイサ、オイサ」の掛け声に、沿道からは勢い水や拍手が盛んに送られた。すべての舁き山笠が走り終えた後、櫛田神社の能舞台で「鎮めの能」が演じられ最後を締めくくった。山笠が終わり本格的な夏が福博の街に訪れる。


=2009/07/15付 西日本新聞夕刊=

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