上林 イチ流修行 台湾WLへ派遣

ウインターリーグへの派遣が決まった上林
ウインターリーグへの派遣が決まった上林
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 “イチロールート”で飛躍だ! 福岡ソフトバンクの来季3年目、上林誠知外野手(20)が今月下旬から約3週間、台湾で2年ぶりに開催されるアジア・ウインターリーグ(WL)に派遣されることが決まった。敬愛するイチロー(マーリンズ)もプロ2年目のオフに米国ハワイのWLを経験し、3年目に大ブレーク。同じ上昇曲線を描くつもりだ。ソフトバンクからは加治屋蓮(23)、岡本健(23)両投手、真砂勇介外野手(21)、育成の張本優大捕手(25)も派遣される。

 ■日本連合チーム参加

 伸び盛りの「タカのイチロー」が本家と同様に異国で技を磨く。来季3年目の上林が台湾で開催されるWLに派遣されることが決まった。日本の複数球団の選手で構成する連合チームの一員として、宮崎秋季キャンプ終了後に初めての海外武者修行に臨む。

 今季は5月に初の1軍昇格。8月に再昇格し、2度目のスタメンだった8月25日のロッテ戦で初安打、さらに初アーチの逆転満塁弾を放った。ウエスタン・リーグで首位打者と盗塁王を獲得した一方、優勝決定後の9月下旬から1軍に定着し、クライマックスシリーズ、日本シリーズにも出場して経験を積んだ。

 急成長した20歳に首脳陣も期待を寄せる。藤井打撃コーチは初めてシーズンを通して1軍でプレーした高田とともに上林の名を挙げて「スタメンを狙える位置にきている」と指摘。「秋から来年に向けて何かをつかんでほしい」と強調しており、WLが飛躍へのきっかけの場となりそうだ。

 同じ背番号51で、上林が「憧れの存在」というイチローもかつて同じ道をたどった。オリックス時代の1993年オフにハワイWLでMVP。翌94年にプロ野球初のシーズン200安打超えとなる210安打を放ち首位打者を獲得、リーグMVPも受賞した。プロ3年目のことだった。

 秋季キャンプでの上林のテーマはスイングの強化と体重アップ。夏場に78キロから76キロに減ったため、今オフは食事量を増やして来季開幕までに85キロにする計画だ。「来年が勝負。目標は規定打席に立って打率3割を超えること」。心技体全てで大きくなって、イチローと同じ「3年目のブレーク」を果たすつもりだ。

=2015/11/07付 西日本スポーツ=

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