斐紹 連続ビーム 初回苦しむエース救った

1回1死一塁、打者・坂本のとき重信の二盗を阻止する斐紹
1回1死一塁、打者・坂本のとき重信の二盗を阻止する斐紹
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 ■開幕マスクへ全力
 
 立ち上がりに苦しむエースを2度も救った。斐紹が強肩を発動し、巨人の俊足1、2番コンビを封じ込めた。「完璧でした。練習通りの送球ができたし、あのタイミングしかアウトにできない」。自画自賛の“斐紹ビーム”が、初回から巨人の攻撃の芽を摘んだ。

 先発の摂津が1番立岡に一塁内野安打を許し、打席に重信を迎えた。その3球目だった。二盗を狙った立岡を寸分の狂いもない送球で刺した。四球で歩いた重信も続く坂本の初球に二盗を試みたが、直前のリプレーのような完璧な送球でタッチアウトにした。

 5年連続開幕投手に決まっている摂津とのバッテリーは、斐紹にとってまたとないアピール機だった。初回の2度の共同作業には「摂津さんもクイックを意識して投げてくれた」と感謝した。辛抱強いリードでも、制球に苦しんだエースを5回無失点に導いた。

 試合後、プロ6年目の23歳は「最初は開幕に生き残ろうと思っていたけど、捕手としてもいい結果を出せている。開幕スタメンを目指したい」と目標を上方修正。工藤監督も「(開幕の)捕手は確定したわけでない。もう少し見ていきたい」と競争激化を歓迎した。

 今オープン戦は盗塁を4度企図されて全て阻止。盗塁阻止率は驚異の10割だ。期待される打撃は3打数無安打だったが、3回には良い当たりの中飛も放った。「今は刺せているので余裕もある。打撃の感じも悪くない」。打って、守って、斐紹は本気で開幕スタメンを狙う。 (小畑大悟)

=2016/03/11付 西日本スポーツ=

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