ホークス福田選手結婚 スピードスターハート盗んだ 内助の功で来季定位置つかむ

夫人の似顔絵を手にピースサインの福田
夫人の似顔絵を手にピースサインの福田
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今月9日に婚姻届 
 福田秀平外野手(27)が結婚したことが28日、分かった。お相手は同学年で福岡県出身、元洋服販売店店員の一般女性(28)。交際開始からちょうど2年を迎えた今月9日、福岡市内で2人そろって婚姻届を提出した。人生の一大決心にあたり、チームきっての俊足はグラウンド外で奔走。サプライズのプロポーズ作戦を成功させた。夫人は退職し、既に福岡市内の自宅で同居している。挙式・披露宴は来年の予定だ。

 秋季キャンプに先立って行われた秋季練習初日の24日、福田は工藤監督をはじめ、チーム内に結婚を報告した。出会いは右膝、左肩の手術もあり、1軍出場のなかった2014年の秋。知人を介し知り合った。「小柄だし、動物に例えるなら子犬のイメージですかね。すごく純粋で、喜怒哀楽がはっきりしてる。笑顔にするようなことをしたいと思った」。ほどなく交際がスタート。自宅でレンタルDVDを鑑賞するなど、ほのぼのと愛を育んだ。

 プロポーズは夫人の28歳の誕生日があった今年6月。「(誕生日の)当日ではいかにもな感じなので」と、前日に「すしでも食いにいこっか」と思いついたふりをし、予約したすし店へ。そこで高級宝飾店の婚約指輪を贈った。「高いからいらないよ」と言われていたが内緒で購入。「この先どんなことがあっても一緒にいよう」と手渡すと、夫人は泣いてうなずいてくれた。

 その少し前の関東遠征の合間に、2008年に他界した福田の父徹さんの命日に合わせ、墓前に結婚の決意を報告した。「母(清子さん)も『本当にいい子だね』と言ってくれて」と身を固めて親孝行もできた。

 「料理がめっちゃ上手で胃袋をつかまれました」と照れ笑いで明かす。交際当初は「料理作ってよ」と頼んでもやんわり断られていたが、義父から後に「お付き合いを始めてから料理教室に通っていた」と聞いた。努力の成果でレパートリーは数知れず。「たくさん食べられるサラダ」がありがたく、苦手だったトマトも夫人の励ましで克服しつつある。同じマンションの江川を招き、一緒に舌鼓を打つこともあるという。

 10年目の今季は1番で初の開幕スタメン発進も、6月に一時2軍落ち。日本ハムとのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第2戦では9回に代打死球から二盗、三盗を決めて勝利に貢献。存在が光ったが、浮沈が激しく定位置確保には至らなかった。

 内助の功を得て臨む今秋キャンプでは、課題の打撃面で脱皮を図り、粘り強さを求める。「いいときも悪いときも、常に明るく迎えてくれて救われてきた。妻のためにも勇気を持って変わっていきます」と来季11年目へ意気込んだ。

=2016/10/29付 西日本スポーツ=

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