正義、ネットの呼び名「ジャスティス」公認 愛称定着へ「結果残していく」

坂道ダッシュを繰り返す田中正義
坂道ダッシュを繰り返す田中正義
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 ファンのみなさん、ジャスティスで-。福岡ソフトバンクからドラフト1位で指名された田中正義投手(22)=創価大=が「ジャスティス」の呼び名にOKサインを出した。大学球界で活躍し始めた頃から、名前の「正義(せいぎ)」の意味の英単語がネット上でのニックネームとして広がり始め、今やすっかり定着。「ファンの方に親しみを持ってもらえるなら」と受け入れた。入団合意から一夜明けた20日は、東京都八王子市の創価大グラウンドで自主練習した。

■「あだ名はなかった」

 チームメートやファンに愛される選手になるための第一歩だ。今ドラフトで最も注目を集めた田中正義。インターネット上ではすっかり定着した「ジャスティス」の呼び名は、一部のホークスナインも口にしている。「ありがたいことです。親しみを持ってもらえるのなら」と、入団後も呼び名にされることを受け入れた。

 さかのぼること、ホークスに交渉権が確定した直後の会見の席。インタビュアーに「日本ハム大谷とは『翔平』『ジャスティス』と呼び合うそうだが」と振られ、「呼ばれてないです」と困惑気味に応じていた。他にも、高校、大学を通じてのチームメートで楽天2位指名の池田からも「せいぎ」と呼ばれている。「特にあだ名らしいものは、今までなかった」という。

 ただ田中の考えとして、プロ野球は「ファンに喜んでもらうためのもの」という意識は強い。「『せいぎ』より『ジャスティス』の方が言いづらくないですか?」と苦笑いしつつも、「ファンの方に親しみを込めて呼んでいただけるなら、何の抵抗もありません」と言い切った。

■延々と坂道ダッシュ

 巨人やヤンキースで活躍した松井秀喜氏は「ゴジラ」。それも偉大な選手だからこそ。ホークスでは、和田が「ワッチ」、松田が「マッチ」、本多が「ポンちゃん」、柳田が「ギータ」と、名字が由来の呼び名がファンに定着した選手もいる。

 「ジャスティス」が定着するかどうか、プロでの結果に左右される。20日は創価大グラウンドで自主練習。坂道ダッシュを繰り返すなどして下半身を強化した。「どんな投手でも簡単には抑えられない。それがプロの世界だと思う。ただ、やる以上は結果を残していきたい」。両親から名前に込められた「正義の心を忘れないでほしい」という願いをかなえつつ、球史に名前を刻む決意だ。 (谷光太郎)

=2016/11/21付 西日本スポーツ=

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