熊本に鷹サンタ 12月中旬、選手会が野球教室

 ちょっぴり早いサンタが祈りを届ける。福岡ソフトバンク選手会が12月中旬に地震被災地・熊本で、復興支援活動の一環として少年野球教室を行うことが20日、分かった。選手会長の長谷川勇也外野手(31)をはじめ複数選手で訪問予定。今年4月の地震発生から、募金活動を含めた義援金や、本拠地ヤフオクドームへの被災者招待、またレギュラーシーズン中の被災地訪問を行ってきた同選手会が、地元九州の復興への思いを形にし続ける。

■23日に詳細調整

 年の瀬の被災地熊本に、福岡から“ホークス・サンタ”がやって来る。4月の地震発生から約7カ月が過ぎ、ようやく熊本県内の避難所が全て解消されたが、なお復興は道半ば。1カ月後の12月中旬、クリスマスを目前に控えた時期に、ソフトバンク選手会が熊本市内で少年野球教室を行うことになった。変わらぬ復興支援への思いが、今度はちょっぴり早いクリスマスプレゼントの形になる。

 地震発生直後から球団に働き掛け、数々の復興支援活動を実現してきたソフトバンク選手会。束ねる長谷川は、かねて「ベースボールキッズ(球団の少年野球教室)とは別に、オフに被災地で少年野球教室ができたら」と案を温め、球団と折衝してきた。選手によるオフ恒例の少年野球教室「ベースボールキッズ」は今月27日に被災地の熊本、大分を含む九州各地の9会場で開催。それと別に、復興支援の趣旨で開催する。

 球団を通じて当地の各団体から協力を得て、現在は会場となる熊本市内の球場を確保し、最終調整している段階だ。被害の大きかった地域の少年野球チームを招き、計100人超を対象として野球教室を行う方向。今月23日にヤフオクドームで行われるファン感謝イベント「ファンフェスティバル」で選手が一堂に会する機会もあり、参加選手など近く詳細を詰める。

 ソフトバンク選手会は既にレギュラーシーズン中の7月、特に被害の大きかった熊本県益城町を選手9人で訪問した。長谷川がチームを代表して述べた「3連覇達成のニュースを届ける」との誓いは果たせなかったが、復興への思いは不変。この訪問に同行した工藤監督も、復興支援の思いを一つに被災地を再訪したい意向を持っており、日程調整の上で、今回も同時訪問となる可能性もある。

 選手がサイン入り用具を拠出したインターネット上でのチャリティーオークションが継続中。また来年5月13日には熊本・藤崎台でソフトバンク-楽天戦も行われる。シーズン中、今オフ、そして来季へと、ホークスの復興への祈りは絶えることなく続いていく。

=2016/11/21付 西日本スポーツ=

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