和田、MVP大谷封じ!! 来季更新に意欲

最多勝利投手賞を受賞し壇上で笑顔を見せる和田
最多勝利投手賞を受賞し壇上で笑顔を見せる和田
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 MVP男に仕事させん! 福岡ソフトバンクの和田毅投手(35)が28日、東京都内で開かれたNPBアワーズに出席し、パ・リーグ最多勝と勝率第1位の表彰を受けた。35歳での最多勝獲得は今井雄太郎(阪急)と並ぶリーグ最年長記録。「記録更新」を狙う来季は、対戦打率5割と打ち込まれ、リーグMVPを獲得した「打者大谷(日本ハム)」を徹底的に封じることを誓った。

 壇上でスポットライトを浴び、白い歯がこぼれた。球界の猛者が集うNPBアワーズ。5年ぶりに日本球界に復帰した和田が二つの勲章を手にした。最多勝と勝率第1位。「1年間頑張ったと実感できた。自分だけでは取れない賞。本当にチームメートのおかげ」と賞の重みをかみしめた。

 15個の白星を重ね、6年ぶりに最多勝に輝いた。35歳での獲得で、リーグ最年長記録に並んだ。「そうなんですか。また来年こういう賞を取れるようにもっと努力したい。取れるなら毎年取りたいので」と来季以降の連続受賞にも決意を込めた。36歳で迎える2017年シーズンで最多勝となれば、リーグ新記録。37歳の18年シーズンでの最多勝なら、下柳(阪神)の両リーグ最年長記録に並ぶ。

 そのためには今季苦手としたMVP男の攻略が鍵を握る。今年のアワーズで主役となった大谷には、対戦打率5割(14打数7安打)2本塁打と打ち込まれた。「すごく相性が悪くなってしまった。来年はしっかり対策を立てて、今年よりは(打率を)落とさないといけない」。最多勝でも強力なライバルとなる可能性もある二刀流。まずはそのバットを封じ込める考えだ。

 それはそのまま、日本一奪還へもつながる。ホークスからは8年ぶりにベストナイン選出なし。セーブ王のサファテが欠席でアワーズも寂しさが残った。「今年は自分と柳田の2人しかいなかった。広島と日本ハムの選手ばかり。ホークスの選手がたくさんいるとテーブルもにぎやかになる。もっとたくさん表彰されるように自分もしっかり抑えていきたい」と表情を引き締めた。

 シーズン終盤には左肘の不調で離脱した悔しさも残る。壇上のあいさつでは「最後に日本ハムに優勝を奪われて悔しいシーズンだった」と振り返った。復帰2年目の来季に向かっては「今年より情報は頭の中に入っている。それを生かして来年は頑張りたいと思う」とさらなる活躍を誓った。

 「自分一人でという気持ちではない」。チームの勝利とともに歩んでいくハーラーダービー。36歳の来季はリーグ最年長で勝ち取り、この舞台に帰ってくる。 (小畑大悟)

=2016/11/29付 西日本スポーツ=

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