柳田、生涯4割 2年連続最高出塁率

阪神へのFA移籍が決まった糸井の発言を聞き、笑顔を見せる柳田(中央)
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 2年連続で最高出塁率のタイトルを獲得した柳田悠岐外野手(28)が「生涯4割」を誓った。28日のNPBアワーズに出席。自らの故障にチームのV逸と悔しいシーズンとなったが、出塁率4割4分6厘でのタイトルを「リーグで1人。タイトルを取れたことはうれしい」と喜んだ。

 チームでの打順は主に3番。4番内川の前を任される立場だからこそ、出塁率は「常に意識している」とこだわりを持つ。「塁に出れば1本のヒットでホームにかえれる自信がある。走者をかえすことも大事だけど、塁に出ることで点を取る確率が上がる」。ノルマとして掲げるのは4割。同僚で、高い出塁率を誇る中村晃が常に「4割を目指している」と発言する報道を目にしてきたからだ。

 柳田は初めて規定打席に到達した2014年から3年連続で出塁率4割をクリア。昨年は歴代6位(現行制度の1985年以降)の4割6分9厘を記録し、プロ通算でも4割1分9厘と大台を超えている。公式記録に残る通算出塁率4割超は張本勲、落合博満、松井秀喜の3人(4000打数以上、計算方法の違う時代の選手は含まない)。柳田は「数字を継続していきたい」と大打者たちに並ぶ偉業に挑戦するつもりだ。

 昨季トリプルスリーを達成した男にとって、苦しいながらも記憶に残るシーズンとなった。18試合連続四球は70年王貞治(巨人)に並ぶ日本記録で、開幕からでは初。厳重マークに耐えて成し遂げた記録を「いい思い出」と振り返る。シーズンでは初の大台となる100四球。「すごい。十分だと思う」とうなずいた。

 痛めている右肘の状態に関しては「大丈夫。12月になったら筑後で投げたりしたい」と順調な回復の見通しを明かした。「(タイトルは)非常にうれしいけどチームは負けて悔しい。来季はパ・リーグで優勝して日本一を目指したい」。チームも自身も巻き返しを期す来季は、塁に出る確率をさらに上げて白星を量産する。 (伊藤瀬里加)

=2016/11/29付 西日本スポーツ=

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