野球教室で和田、杉内、新垣氏再集結 川崎も参加予定 熊本で17日

2005年、練習中に笑顔を見せる(左から)和田、杉内、新垣
2005年、練習中に笑顔を見せる(左から)和田、杉内、新垣
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 熊本に“3本柱”再集結! 福岡ソフトバンクの和田毅投手(35)、巨人の杉内俊哉投手(36)、今季限りで現役引退した前ヤクルトの新垣渚氏(36)らが、17日に熊本で震災復興の野球教室を行うことが15日、分かった。ホークス先発陣の柱として活躍した3人が、かつての同僚からの呼び掛けに快く応じ、被災地の子供の前で夢のトリオ再集結が実現する。当日は、米大リーグ・カブスからフリーエージェント(FA)となっている元ホークスの川崎宗則内野手(35)も参加予定だ。

■和巳との4本柱

 熊本の子供らの前で、夢の「同窓会」が実現する。和田は日本球界復帰1年目の今季、最多勝と最高勝率のタイトルを獲得。イベント出演も多く、オフも寸暇を惜しんでトレーニングするなど多忙を極めているが、熊本での野球教室参加を迷いなく決めた。

 「声を掛けてもらった時にうれしかった。ぜひ、やらせてください、と。スギ(杉内)も(新垣)渚もムネ(川崎)も来るみたいですしね。子供らにとって、いい野球教室になるといい」。和田は東日本大震災直後にもマイクロバスを寄付するなど被災地支援へ強い思いを持っているが、これまで震災後の熊本には足を運べていなかった。

 申し合わせたわけではないが、かつてホークスのマウンドをともに支えた杉内、新垣氏も同じ思いを抱いていたことが、夢の再集結につながった。3人は、斉藤和巳氏(本紙評論家)とともにチームの「4本柱」として活躍。2003年には4人で計52勝を挙げ、日本一にも貢献。全員が2桁勝利を挙げた05年には同じく計56勝を稼いだ。「黄金期」と言っても過言ではない時代を支えたが、11年オフに和田が渡米し、杉内は巨人へ移籍。新垣も14年途中にトレードでチームを離れ、公の場で3人がそろうことはここ数年なかった。

 今回の野球教室の発起人は現在ホークスの打撃投手を務める松本輝氏だ。ダイエー(当時)に斉藤氏と同期入団した熊本出身の元投手。松本氏がそれぞれに被災地での野球教室開催を伝えたところ、3人とも快く参加意思を示した。さらに同じ「松坂世代」で、九州学院高(熊本)時代には3人とともに甲子園を沸かせ現在ホークスのスタッフを務める吉本亮氏が、他球団の熊本出身選手らにも参加を要請。当日は計15人の選手らでの豪華な野球教室になりそうだ。

 和田、杉内、新垣氏の再集結だけでも、熊本のファンにとってはうれしいことだが、野手として「黄金期」を支えた川崎も、当日は参加する方向となっている。「夢の同窓会」が、いまだ震災の爪痕を残す熊本を明るくしてくれそうだ。

=2016/12/16付 西日本スポーツ=

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