ホークス松田 念願の背番号3

来季の背番号が3に決まり、カメラマンの求めに応じてポーズを取る松田
来季の背番号が3に決まり、カメラマンの求めに応じてポーズを取る松田
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■4億円+出来高

 福岡ソフトバンクの松田宣浩内野手(33)が22日、ヤフオクドーム内で契約更改交渉に臨み、背番号を「5」から「3」に変更することを決めた。来季は三塁手として憧れ続けたミスタープロ野球・巨人の長嶋茂雄終身名誉監督の代名詞「3」を背負い、チーム日本一奪還の先頭に立つ。三塁手の通算守備率9割6分5厘で並ぶ「ミスター超え」も宣言。FA宣言して残留した昨オフに締結した4年契約に基づき、1億8000万円増の年俸4億円プラス出来高で更改した。(金額は推定)

 背番号「3」でホットコーナーで躍動する。松田は11年間背負ってきた愛着のある「5」と決別し、新しい挑戦への覚悟を決めた。理想に重ねるのが憧れのミスタープロ野球こと長嶋茂雄終身名誉監督。交渉を終えて、晴れやかな表情で会見場に現れた。

 「来シーズンから背番号を3にして、日本一のため、ホークスのために頑張る。3番でサードといえば長嶋監督。侍ジャパンでつけたけど、ホークスでも背負ってみたかった。身が引き締まる思い。ワクワクしているし、早く3番をつけてサードを守りたい」

 昨オフ、退団した松中信彦氏の3番をすぐに引き継ぐことも検討されたが、“破談”となった。「1年たっても3番なんていいやと思う自分はいなかった。つけた方がプラスに働くのではないか。プレッシャーもあるけど、力に変えられる」と球団に直訴し、すんなり了承された。

 現役時代を直接見てきたわけではないが、サードといえば、3番を背負う長嶋監督だった。「熱いプレーで人を魅了する。守備、打撃、人間性でも。僕も熱くいきたいと思っている」。当初、長男の一冴(いっさ)君(6)には「5番のままがいい」と反対されたが、最後は納得してもらえたという。

 強い決意で3番を背負ったからには、長嶋超えを目指す。三塁の通算守備率はここまで9割6分5厘で並んでいる。「サードのポジションは誰にも渡したくない。負けたくない思いでやっていく」。今季は4年連続5度目のゴールデングラブ賞も獲得。まだまだ磨きをかける。

 もちろん打撃面でも成長を図っていく。今季は打率、本塁打、打点の主要3部門でいずれも昨季の打率2割8分7厘、35本塁打、94打点を下回った。「来年はキャリアハイを目標に。まずは全試合出場。(今季)フルイニング出場も止まったので、気持ちを新たに2年、3年と続けていきたい」と決意表明した。

 会見を終えると「久々にうれしい。新入団会見のよう」と笑みを浮かべた。来年の始動は「大嶽神社を走りますよ」と西戸崎合宿所時代の新人合同自主トレで恒例だった階段上りを予告した。グアム、亜大と続く自主トレを前に“原点”からの再出発。タカのミスターを目指して、背番号「3」での熱い挑戦が始まる。 (小畑大悟)

=2016/12/23付 西日本スポーツ=

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