ホークス田中正義 エグってる男になれ!

宮崎空港に到着してバスに乗り込む田中(左)と高橋
宮崎空港に到着してバスに乗り込む田中(左)と高橋
写真を見る
ファンの求めに応じ色紙にサインする田中(左)
ファンの求めに応じ色紙にサインする田中(左)
写真を見る

 「エグッてる男」になれ! ドラフト1位右腕の田中正義投手(22)=創価大=が31日、当面の目標でもある開幕ローテーション入りへ、今キャンプで内角攻めの精度を高める考えを明かした。宮崎入り後の全体ミーティングでは、首脳陣が投手陣に「インサイド」を使う必要性を強調。最速156キロの大型ルーキーもさっそくテーマに掲げた。自身の加入で拍車がかかった先発枠の超サバイバルがいよいよ幕を開ける。

■チームで大谷対策徹底

 1時間を超えるミーティングを終え、田中の闘志は一層高まった。新人では4年ぶりのA組スタート。「そのつもりで(1月は)ずっとやってきたので」。当然、浮かれる様子はない。周囲の顔触れを見れば、激しい競争は明らか。ただ、「競争に勝つ」ことにフォーカスしているわけではない。

 「誰かよりもいい、この人に勝っている、という考え方は、僕はしない。とにかく自分がバッターを抑えれば試合に出られると思う。自分の思った通りに向上していきたい」。自分のパフォーマンスを最大限に上げる。その一点に集中していく考えだ。

 この日、課題の一つをあらためて認識した。全体ミーティング終了後、投手陣だけが部屋に残された。約20分、首脳陣とともに今季の配球方針を確認。その中で首脳陣が強調したポイントが、チームとして内角攻めの意識を高めていく、というものだ。達川ヘッドコーチも再三、昨季打ち込まれた日本ハム大谷対策として、内角攻めの徹底を挙げている。

 田中は「あまり得意じゃありません」と明かす一方で、「インコースに限らず、投げたいところに投げられるようなフォームにしていく」と決意表明した。持ち味は最速156キロの剛速球。ただ、プロの一流打者を抑えるには、ただ速いだけでは厳しい。変化球を含め、しっかりと狙ったコースに制球できるかが鍵だ。「厳しい競争の中にいる。全員が求められているレベルが高いし、そこからは逃げちゃいけない」と自分に言い聞かせた。

 1月30日には、筑後の選手寮近くの理容院で散髪。すっきりとした髪形で、キャンプ初日を迎える。気持ちを新たに理想の自分を追う闘いに挑んでいく。 (谷光太郎)

■遅刻と無縁 丸刈りも拒否

 髪をすっきりさせた田中がなぜかさらに短い髪形への“フルモデルチェンジ”を強要された。福岡空港で、同学年で丸刈りの真砂から「おまえも丸坊主にしろよ、寝坊したらしろよ」とむちゃな約束?をさせられた。「僕はそんなタイプじゃありませんよ」と苦笑いで、寝坊や遅刻とは無縁な生活スタイルをアピールした。

=2017/02/01付 西日本スポーツ=

今日の西スポ紙面はこちら 西スポプラス

西日本新聞のイチオシ [PR]

ホークス下剋上日本一!西スポ2018アーカイブス

西日本新聞のイチオシ [PR]