ホークス柳田に“厳重注意” 全力送球に工藤監督「あれは駄目」

4回1死二塁、阪神・高山の中飛を捕球し三塁に送球する柳田
4回1死二塁、阪神・高山の中飛を捕球し三塁に送球する柳田
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4回1死二塁、阪神・高山の中飛を捕球し三塁に送球する柳田
4回1死二塁、阪神・高山の中飛を捕球し三塁に送球する柳田
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試合前、談笑する阪神・糸井(左)と柳田
試合前、談笑する阪神・糸井(左)と柳田
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 走攻守で工藤ホークスの要となる柳田悠岐外野手(28)が、いよいよ状態を上げてきた。実戦の守備に入って2試合目で快音が飛び出し、守っても「掟破り」の全力送球を披露。目前に迫ったレギュラーシーズンに向けて、準備が着々と整いつつある。

 1週間後に迫った開幕に向けて、ある意味“全開モード”に突入した。「怒られました…」。試合後、ばつが悪そうに、柳田が振り返ったのは4回1死二塁の守りだった。高山の定位置付近への飛球をつかむと、三塁へ全力で送球した。

 「あれくらいでタッチアップされたらたまらんと、とっさに投げた」。スタートを切りかけた二塁走者は帰塁し、柳田の送球もやや本塁側にそれたが、守備復帰2試合目で右肘に不安がないことを証明した。

■「とっさに投げた」

 ただ、試合後には工藤監督からの“厳重注意”が待っていた。「あれは駄目です。(柳田には)カットマンまでと言っているのに…」。手術歴のある右肘の状態が万全になるまで「送球は中継のカットマンまで」と、首脳陣との話し合いで決めているルールを“破った”ことを注意。「トレーナーと決めてやっていること。シーズン中に、もし(肘が)駄目となったら、本人にとってもチームにとってもマイナス」と、走攻守で不可欠な存在だけに、心を鬼にして苦言を呈した。

 柳田も「とっさだと、どうしても難しい部分はあるけどしっかりやっていく」と、シーズンをフルで戦うために、今回の“暴走”を反省。今後は自重していく構えだ。ただ「あれくらいなら普通に大丈夫」と、肘が順調に回復していることも事実。守備からリズムをつかんだのか、直後の4回1死三塁の好機では、青柳の初球スライダーを逆方向の左翼線に運ぶ適時二塁打をマーク。「あれはたまたま」と謙遜したが、守備に就いて2試合目での初安打&初打点は「3・31」への準備が整ってきたことを強く示した。 (倉成孝史)

=2017/03/24付 西日本スポーツ=

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