初の開幕スタメン濃厚 ホークス上林

黙々と打撃練習する上林
黙々と打撃練習する上林
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工藤監督(左)から打撃指導を受ける上林
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 公式戦でも「ミスター1号」だ! 福岡ソフトバンクの上林誠知外野手(21)が28日、開幕からの猛アピールを誓った。プロ4年目の今年は紅白戦とオープン戦でチーム1号となるアーチを放つなど、強烈なインパクトを残しており、「9番右翼」で自身初の開幕スタメンに名前を連ねることが濃厚。デスパイネが加入した新打線は大砲ぞろいだが、公式戦のチーム1号にも照準を合わせている。

 全体練習が終わった後も上林はバットを振り続けた。柳田と並んでの特打。さらに室内にこもると、藤本打撃コーチとワンバウンド打ちや遅いボールを打つ練習を繰り返した。「何とか最初から出られるように。迷いはないので、とにかくやるだけ」。3・31開幕を目前に控えて必死だ。

 WBC組もそろったオープン戦のラスト2試合はいずれも「9番右翼」で先発出場しており、プロ4年目で初の開幕スタメンが濃厚。藤本打撃コーチは「まだ(開幕スタメンが)決定したわけではない。これなら使えるという形にもっていきたい」と説明する。

 今年は2月19日の紅白戦で和田からチーム実戦1号を放ち、3月5日のヤクルト戦でもオープン戦チーム1号、20日のDeNA戦では横浜スタジアムで推定飛距離140メートルの看板直撃弾と順調にアピールを重ねていたが、23日の阪神戦で右膝に自打球を当てた。

 骨折などの大事には至らなかったが、打撃の調子は狂った。自打球の打席(三振)を挟んでの15打席連続無安打で打率を2割4分3厘に下げ、オープン戦は終了。「(本塁打で)インパクトを残せたのは良かったが、最後の方は結果を求めてしまった。タイミングがずれていた」。結果を求めすぎて自分の形が崩れた。

 藤本コーチも「調子は悪いよ。結果ばかり求めて当てにいって、軸で打てていなかった。調子を上げんとどうしようもない」と手厳しい。現在の状態を自覚しているからこそ、上林もキャンプ中に行ってきたワンバウンド打ちなどで感覚を取り戻そうとしている。

 「ここまであっという間だった。とにかく突っ走るしかない。後ろを向かずに前を向いて」。開幕スタメンの先には公式戦のチーム1号も見据える。体重10キロ増の成果で飛距離は確実に伸びた。開幕カードで戦うロッテは、2年前にプロ1号の逆転満塁弾を放った相手。「開幕してからが大事。どんな形でも何とか結果がほしい」。シーズン本番でも必ずインパクトを残す。 (小畑大悟)

=2017/03/29付 西日本スポーツ=

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