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柳田、今季初猛打賞だモン 楽天下し5連勝!1.5差に

1回無死一、二塁、左翼線に先制2点二塁打を放つ柳田
1回無死一、二塁、左翼線に先制2点二塁打を放つ柳田
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中堅後方のクスノキが印象的な藤崎台県営野球場
中堅後方のクスノキが印象的な藤崎台県営野球場
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 ありがとう熊本…優勝するモン! 工藤ホークスが地震後初の熊本での試合で首位楽天に競り勝った。柳田悠岐外野手(28)がレギュラーに定着して以降では最も遅い出場34試合目で初の猛打賞。先制2点V打が5月初打点となり、お立ち台で熊本のファンに感謝した。チームは1敗を挟んで2度の5連勝を記録し、貯金は最多の10。4月27日に5ゲームあった差はついに1・5まで縮まった。

■クスノキ拝んだ

 ベンチから中堅を守るために駆け、柳田はグラウンドへせり出す緑を仰ぎ見た。「左中間にデカい木…あるじゃないすか。相変わらず、デカい。すげえなと思って。ちょっと拝みました」。中堅後方の名物クスノキ群。最大震度6強にバックスクリーンや鉄骨が折れても耐えた。不屈の雄々しさに見守られた今季初の3安打。復興の祈りを、白星に乗せることもできた。

 初回に敵失絡みで無死一、二塁。美馬のスライダーを左翼線への先制2点二塁打とした。「後悔しないよう、自分の間合いとスイングで。技あり? 技とかないんで。しっかり振った結果」。開幕から30戦続いた楽天の初回無失点を止めると、3回は中前打。7回は菅原の内角148キロを右前打し、3点目を導いた。

 試合前の打率は2割3分4厘。開幕36(出場34)戦目での猛打賞はレギュラー定着後、最も遅い。「今まで何してたんだって話ですけど。熊本の皆さんに逆にパワーいただいて。ありがとうございます」。お立ち台は謝辞の場になった。

 前日12日は熊本県益城町の小学校を訪問。「打てないぐらいどうでもええなとホントに思って。それが良かったかも」。選手会副会長として、この試合前は選手会で招いた南阿蘇小児童と記念撮影を行った。「みんな元気で、笑顔でね。ポジティブにやろうと」

■監督に「2軍伺」

 思うに任せぬバットと、ストライク、ボールの判定に煮えきれぬ日々を重ねた。首脳陣も、王会長も気をもんだ。前週の千葉遠征を終え、福岡へ戻る羽田空港ロビー。居合わせた工藤監督へ突然「僕そろそろ2軍ですか」と切り出した。

 「帰ったら話そうか」と苦笑で返された。「ロッカーで『俺2軍でしょ』とか言ってたら、ポン(本多)さんに怒られました。そんなこと言うなって。そうですよね…」。指揮官が続けた。「心を落ち着けて打席に入って。顔に、態度に出さない」。最後は「それでサングラスつけたらダメでした。全然(球が)見えなくて」と笑って別れた。

 「いろんな方にアドバイスもらったり、話聞いたり。僕一人の力じゃない」。5連勝で今季初の2桁貯金も、最後は薄氷を踏む展開。工藤監督は「ヒヤヒヤしたけど勝つところを見せられて良かった。ギータも3本打てて、いい兆しが出てる」と留飲を下げた。柳田はお立ち台をこう締める。「次は皆さんに元気を与えられる打撃を。シーズン優勝で恩返ししたい」。楽天と1・5ゲーム差。ただこの時期の位置関係は、柳田の復調に比べればささいな話だ。 (森 淳)

=2017/05/14付 西日本スポーツ=

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