東浜貫禄4勝 アクシデント続出の先発陣…自覚胸に

甲斐(左)とともにVサインで写真に納まる東浜
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先発して4勝目を挙げた東浜
先発して4勝目を挙げた東浜
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■7回0/3 8K2失点

 今季初完投、初完封も見えていた。7回までゼロを並べて球数は99球。それだけに、東浜の表情には悔しさがにじんだ。「最後までいければよかったんですが…」。8回は先頭の西野の二塁打と武田の中前打で失点して降板。救援陣の助けを借りたからだった。

 16日に千賀が初回途中で緊急降板し、5人の救援陣が投げていた。「長いイニングを投げて中継ぎの人たちを休ませたかった。(2学年下の)千賀の気持ちを少しでも楽にしてあげたかった」。アクシデント続出の先発陣。自覚を胸にマウンドに上がっていた。

 直球も得意のシンカーも低めに集めた。3回2死から連打で一、三塁とされたが、中島をシンカーで空振り三振。4回は先頭のT-岡田への四球から無死一、三塁としたが、モレル、伊藤を連続三振。大城も右飛に仕留めた。だからこそ8回の投球が悔やまれた。

■「千賀なら大丈夫」

 「試合前のブルペンから調子がよかった。シンカーが思った以上に落ちてくれた」。球数が100球を超えた8回にボールが浮いたことは反省点だが、貫禄を増した右腕がチームの連敗をストップ。今季の46回1/3の投球回は千賀を抜いてチームトップとなった。

 プロ5年目でオリックスから初勝利。通算10試合目(先発9、救援1)での対戦で苦手を克服した。「拓也といつも話している」と明かすように、内角を相手に意識させる配球でピッチングを組み立てた。18日に先発する摂津にいい形でたすきをつなぐためだった。

 頼もしい26歳の姿に、工藤監督は「そう思って投げてくれているのなら、うれしいね」と目を細めた。東浜は前夜にLINE(ライン)で千賀を励ましたことも明かした。「あいつなら、大丈夫ですよ」。故障者続出の先発陣で、心身ともにタフな右腕の存在は心強い限りだ。 (谷光太郎)

=2017/05/18付 西日本スポーツ=

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