ホークス東浜ハーラートップ9勝 8回ピンチ救った嘉弥真へ「感謝」

7回1死一塁、西武・栗山を投ゴロ併殺打に打ち取り、自信に満ちた表情でベンチに戻る東浜
7回1死一塁、西武・栗山を投ゴロ併殺打に打ち取り、自信に満ちた表情でベンチに戻る東浜
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 後半戦の、そして鷹の祭典の初戦で肝の据わった投球を見せた。2-1の8回無死二塁。一発が出れば逆転されるピンチで、メヒアを追い込んだ東浜はスライダーで空振り三振に仕留めた。外崎もスライダーで空振り三振。2死一、二塁から嘉弥真の救援を仰いだが8回途中5安打1失点でリーグ最多タイ、そして昨年に並ぶシーズン自己最多の9勝目を挙げた。

 お立ち台では沖縄の先輩でもある嘉弥真に「感謝しています」と口にした。自己分析した試合のポイントはスライダー。「スライダーのコントロールが良かった。拓也(甲斐)と話し合ってシンカーよりスライダーで勝負しよう、と」。3回にはメヒアに二塁打にされたスライダーが先制点につながったが、揺るがなかった。「僕の中では悪いヒットじゃなかった。あの攻め方でいいと思っていた」と初志貫徹した。

 交流戦、リーグ戦再開、そして後半戦と3度目の“開幕投手”を務め、いずれも勝利投手になった。そこには野手の支えがあることも忘れていない。4回無死一塁、中前に抜けそうな当たりに二塁の川崎が飛びつきグラブバックトスで4-6-3の併殺が完成。頼もしい姿に東浜は「心強いです」と頭を下げた。

 故障者続出のローテを支える抜群の安定感。意識的に野菜を口にする食生活はもちろん、睡眠時間も確保し自己管理に務める。「起きる時間から逆算して、7時間くらいは寝るようにしている」。基本的なことを地道に続けてきたからこそ夏を迎えても大崩れすることはない。

 チームは前半戦を3連敗で終えたが、後半戦のスタートで白星に導いた。「いいときばかりじゃない。球の走りがちょっと悪いなと思ったら、コントロールでしのげるピッチャーですからね」と工藤監督の信頼も増すばかりだ。5年目で自身初の2桁勝利まであと一つと迫った右腕は「気にしないようにと思っても気にしてしまうと思う。いつも通り投げられれば」と勝ってかぶとの緒を締めた。 (谷光太郎)

=2017/07/18付 西日本スポーツ=

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