ホークス上林特訓成果2点打 苦手セットポジションに対応

4回1死二、三塁、左前に2点二塁打を放ち二塁に向かう上林
4回1死二、三塁、左前に2点二塁打を放ち二塁に向かう上林
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 「特訓」の成果が出た。1点差に迫られた直後の4回1死二、三塁。フルカウントから上林は唐川のカーブを引きつけて、左前にポトリと落とした。「形は悪いけど、結果が出たのでいいです」。大型遠征最終戦で2点二塁打。苦しい状況で貴重な一打を放った。

 「走者あり」での打席が課題だ。前日の9日、6回1死一塁でヒットエンドランのサインが出たが空振り。走者は盗塁死し、好機をつぶした。10日の試合まで走者がいない打席は打率2割8分8厘なのに対し、走者ありだと2割6分。得点圏打率は2割4分7厘だ。

 セットポジションの投手に対する打撃を、上林は「始動を早くしないと、タイミングが遅れて差し込まれる」と分析する。10日は球場入りすると、フリー打撃前に藤本打撃コーチと室内練習場で特打ちを敢行。グラウンドでは工藤監督のセットポジションからの投球フォームに合わせてティー打撃をするなど、課題克服に努めた。

 今年は開幕から一度も2軍落ちせず、1軍で戦い続ける。プロ4年目で初めての経験。藤本コーチの「せっかくだから、もう一度調子を上げてほしい」との期待に応える兆しを、渋い二塁打で見せた。 (鎌田真一郎)

=2017/08/11付 西日本スポーツ=

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