ホークス和田127日ぶり実戦 2回1/3 1安打無失点3K

広島戦に先発し、2回1/3を無失点に抑えた和田
広島戦に先発し、2回1/3を無失点に抑えた和田
写真を見る
3回途中、降板する和田(中央)
3回途中、降板する和田(中央)
写真を見る

 左肘手術からの復活を目指す和田毅投手(36)が127日ぶりに実戦復帰した。12日のウエスタン・広島戦(タマスタ筑後)に先発し、2回1/3を1安打無失点の3奪三振。最速142キロを計測した。順調なら次は19日の中日戦で70~80球を投げる予定で、早ければ25日からのロッテ3連戦で1軍復帰の可能性がある。

 今季2勝目を挙げた4月7日の西武戦以来の実戦マウンド。「いい形で終われた。真っすぐでも変化球でも三振が取れたし、四球を出さなかった。もうちょっと(球が)荒れるかと思ったけど、3イニング目も投げられた」。初回1死で梵に左前二塁打を浴びたが堂林、メヒアを凡退。球種を増やした2回は三者凡退に抑え、3回は岩本をスライダーで見逃し三振に仕留めた。予定の40球に迫る37球に達したため、ここで降板となった。

■37球 MAX142キロ

 昨年開業したタマスタ筑後での登板はホークス復帰2年目で初めて。ゲーム差なしで首位に立つ広島との直接対決だった。盆休みに合わせて、ナインが鷹の祭典限定ユニホームを着用する「若鷹夏祭り」の開催日にも重なり、スタンドは満員。降板時に大きな拍手を浴びるなど、1軍への“デモ”登板を終えた日米通算129勝左腕は「9、10月にチームに貢献できるように、しっかりと段階を踏みたい」と意気込んだ。

 工藤監督はデーゲームの日本ハム戦後、ヤフオクドームで和田の投球映像をチェック。「スライダーを投げたり追い込んで内角球を投げたりしていて、良かった。順調にいってもらうことを願っています」と期待を寄せた。V争い終盤の鍵を握ることになりそうなベテランが、復帰への階段を力強く上がった。 (谷光太郎)

 ◆和田の今季経過

 ▼開幕2連勝 3月31日のロッテ戦で6年ぶりの開幕投手を務め8回1失点。4月7日の西武戦も白星で開幕2連勝を飾ったが、左肘の張りを訴え5回67球で降板。

 ▼手術 4月11日に出場選手登録抹消。当初は炎症の診断も状態が上がらず、5月22日に内視鏡による骨片除去手術を受けた。左肘の手術は2007年、米国時代の12年に続き自身3度目。

 ▼リハビリ 「9、10月の戦力になれるようにとの希望は捨てていない」と回復に努め、6月22日にキャッチボール再開。7月21日にブルペン投球も再開した。

 ▼御前投球 7月28日、リハビリ組の休みと重なったためヤフオクドームのブルペンで50球。工藤監督を「試合前のピッチングぐらい良かった」と驚かせた。8月5日に実戦形式の打撃投手で登板。

=2017/08/13付 西日本スポーツ=

◆ファンタブで和田毅ファミリーシート(コカ・コーラシート)が当たる!

今日の西スポ紙面はこちら 西スポプラス

西日本新聞のイチオシ [PR]

西日本新聞のイチオシ [PR]