ホークス岩崎70戦登板 10年摂津以来

8回から4番手で登板した岩崎
8回から4番手で登板した岩崎
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■球団最多に王手

 今季133試合目で大台に到達した。3点リードで迎えた8回。岩崎は“自分の職場”にゼロを刻み込んだ。先頭のレアードを歩かせたが、一発がある中田と大田を連続三振。最後は高浜を152キロで二ゴロに仕留めた。今季70試合の登板はもちろんチーム最多だ。

 「これまでと同じように投げられた」。岩崎は2009、10年の摂津以来となる球団2人目の大台到達を振り返った。シーズン登板試合数の球団記録は、その摂津が10年に樹立した71試合で、更新は時間の問題だ。14年に五十嵐がマークした球団記録のシーズン45ホールドポイント(HP)にはこの試合で並んだ。

 「登板数もホールドポイントも追い抜いていない。追い抜いたときに初めて『頑張ってきてよかった』と思うんじゃないかな」。リーグトップのHPは2位に12HPの大差をつけており、自身初のタイトルとなる最優秀中継ぎ投手賞もほぼ手中に収めている。

 優勝決定翌日の17日の西武戦も8回に登板して同点弾を浴びたが、首脳陣の信頼が揺らぐことはない。今後も8回を任せ、現在の登板ペースを保ったままポストシーズンに臨ませる考えだ。工藤監督は「彼の目標もある。そこのポジションをやりながら、目標をクリアしてほしい」と記録更新を期待した。

■ホールド王確実

 リーグ史上最速Vを飾った今季のホークスは、6回終了時にリードしていた試合は75勝2敗。9割7分4厘という驚異の勝率は、フル稼働を続けた救援陣の踏ん張りが大きく寄与している。特に守護神サファテの前の8回を任される岩崎は、防御率1・92の抜群の安定感が際立っている。

 「1年を通して、トレーニングやケアを怠らなかったことが大きい」。試合後は念入りなストレッチが日課。ホームゲームでは、ストレッチに加え自転車型トレーニング器具での有酸素運動を続け、疲労回復につなげた。「CSも日本シリーズもあるから」。タフな右腕がチームをさらなる高みへ導く。 (谷光太郎)

=2017/09/21付 西日本スポーツ=

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