ホークス東浜不安一掃 1イニング12球3人斬り 志願の宮崎で16日ぶり実戦

先発して1回を三者凡退で終えた東浜
先発して1回を三者凡退で終えた東浜
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 クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージへ準備着々! 18日の第1戦(18日)に先発する東浜巨投手(27)が9日、秋季教育リーグ「みやざきフェニックス・リーグ」で16日ぶりの実戦マウンドに上がった。腰の張りを訴えていた16勝右腕は、同リーグ開幕戦のロッテ戦(アイビースタジアム)に先発し、1イニングを三者凡退で片付けて不安を一掃。左前腕部の張りで戦列を離れていたリバン・モイネロ投手(21)も21日ぶりに実戦復帰した。

■最速146キロ「収穫あった」

 16日ぶりの実戦に臨んだ東浜の額に汗がにじんだ。秋晴れの宮崎の最高気温は28度。開幕から先発ローテをほぼ守りながら、レギュラーシーズン最終盤で腰の張りを訴えた16勝右腕は「感覚が合うか、不安が大きかった」と久々のマウンドに上がった。

 9月23日の楽天戦で腰の張りを訴えて、翌24日に登録抹消された東浜の不安をぬぐったのは、2人目の打者だった三家への投球だ。左打者の内角をえぐるカットボールで空振りを奪って追い込むと3球勝負。144キロの直球で再び懐を攻め、空振り三振に仕留めた。

 「打者と向き合って勝負できた。左打者のインコースに真っすぐと、腰を回したカットボールを投げられた」。最速は146キロをマークし、初回の1イニングを左飛、空振り三振、遊ゴロの三者凡退。わずか12球の投球にも「収穫があった」と充実感を漂わせた。

 志願の登板だった。「感覚を戻し、CSへの課題を持って(福岡での)紅白戦に入りたかった」。調整法を一任される中で1泊してでも、宮崎で調整登板することを選んだ。今後は11日の紅白戦で4イニング程度を投げ、18日のCSファイナルステージ第1戦に臨む。

■あす紅白戦で最終調整

 9日に試合を消化した楽天は残り1試合。現在15勝の則本が勝利数で16勝の東浜を上回る可能性が消えたため、初のタイトルとなる最多勝が確定した。プロ5年目での飛躍を証明する勲章となったが、東浜はポストシーズンの短期決戦だけを見据えている。

 「優勝が決まった後とはいえ、(戦線離脱したのは)情けない。その分、CSでしっかりチームの力になりたい」。レギュラーシーズンを完走できなかった悔しさを胸に「十分すぎるほど休ませてもらった」と強調したチームの勝ち頭が、ここからギアを上げていく。 (鎌田真一郎)

 高村投手コーチ(東浜とモイネロについて)「(東浜は)良い感じできている。あとは感覚の微調整。1イニングでも安心して、気持ちもすっきりしたと思う。(モイネロは)しっかり腕が振れていた。ばらつきはあったけど、ボール自体はよかった」

=2017/10/10付 西日本スポーツ=

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