ホークス甲斐U-24侍入り 稲葉ジャパン初陣 若き正捕手初の日の丸

5月2日の西武戦で活躍し、お立ち台で笑顔を見せる甲斐(左)と上林。2人そろって日本代表に選出される見通しとなった
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4月19日のロッテ戦で、二盗を阻止する甲斐
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5月2日の西武戦でプロ初本塁打となる満塁ホームランを放つ甲斐
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■来月16~19日アジアCS

 福岡ソフトバンクの甲斐拓也捕手(24)が、11月16日に開幕する「ENEOSアジアプロ野球チャンピオンシップ」(東京ドーム)に出場する日本代表メンバーにリストアップされたことが9日、分かった。育成出身の7年目で、自身初の日の丸に袖を通す。参加資格の「原則24歳以下または入団3年目以内」を超えておりオーバーエージ枠で選出される見通しだ。同大会は稲葉篤紀代表監督(45)の初陣。4年目の上林誠知外野手(22)もリストアップされている。

■育成6位

 急カーブを描いて成長を続けているタカの若き正捕手候補がこの秋、新たなチャンスをつかむ。新設された国際大会「アジアプロ野球チャンピオンシップ」。2020年の東京五輪を見据え、原則24歳以下の選手で臨む大会の候補選手に甲斐がリストアップされた。

 甲斐は92年11月生まれ。出場資格の「93年1月生まれ以降」を超えるため、オーバーエージ枠での選出となる。アマ野球時代も含め、日の丸に袖を通すのは初めて。育成ドラフト6位での入団からステップアップを続けており、まずは世代別ながら「JAPAN」に名を連ねるまでになった。同大会は侍ジャパン稲葉監督の初陣。存在感を発揮すれば、今後に控えるトップチームの活動にも近づく。

■強肩強打

 実力で日の丸を勝ち取った。甲斐はペナント奪回に大きく貢献。初の開幕1軍入りを皮切りに、開幕3戦目の4月2日ロッテ戦、東浜とのバッテリーでプロ初スタメン出場を果たした。レギュラーシーズンではチーム最多の80試合で先発。出場103試合もチーム最多だ。「今年は出させてもらった、経験を積ませてもらったという一年。工藤監督に感謝したい」という。

 その実戦では相手チーム、打者のデータを頭にたたき込み、投手陣をリードした。強いインパクトを残したのは、強肩と送球技術。2秒を切れば速いとされる二塁送球で1・7秒台。要所で何度もチームを救ってきた。さらに打率こそ2割3分2厘と落ち込んだが、意外性のあるパンチ力を発揮。5月2日の西武戦ではプロ初本塁打を満塁弾で記録し、7月19日の同カードでは2打席連続のアーチを放っている。一方、26四球を選び、出塁率は3割2分を超えた。22犠打はチームで今宮に次ぐ数字だ。

 「体がしんどい時期もあったけど、何とか乗り越えられた。レギュラーシーズンをケガなく終われたことは良かった」。8日にレギュラーシーズン全日程が終了。この日は仙台からの移動日で、CS前の休養で英気を養った。「CSはこれまでやってきたことの延長線上。準備をしっかりしたい」と決意を新たにした。日々経験値を上げながら、日本一奪回と、侍ジャパンの正捕手を狙う。

=2017/10/10付 西日本スポーツ=

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