ソフトB3位増田(横浜高) 長崎市出身

マスコットを手に笑顔がはじけるソフトバンクから3位指名の横浜高・増田
マスコットを手に笑顔がはじけるソフトバンクから3位指名の横浜高・増田
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 会心の笑みだった。長崎市出身でもある横浜高の増田にとって“地元球団”からの指名。「夢だったプロのスタートラインに立ててうれしく思う。すごく強くてファンが温かいチーム。光栄です」。最高の形で九州に“凱旋(がいせん)”できる喜びをかみしめた。

 春夏合わせて甲子園優勝5度の名門で1年からレギュラーをつかんだスラッガー。強いリストを生かして広角に打ち分ける打棒が売りだ。今夏の神奈川大会では5回戦から決勝まで4戦5発と規格外のパワーも見せつけた。高校では中堅手だったが、球団では二塁か三塁への内野手に転向させる方針だ。

 声と元気が持ち味でリーダーシップも取れるタイプ。「(入団すれば先輩となる)松田選手の“熱男”を継げるようなパフォーマンスをいつか見せたい」と、さっそくチームメートに肩車された校庭で「熱男~!」と雄たけびを上げた。

 同学年の日本ハム1位の清宮やロッテ1位の安田は同じパ・リーグ。「今は2人に及ばないが、鍛錬して追い越したい。九州の球団だけに地元の長崎の方に見てもらえる機会も多い。少しでも早く1軍に上がりたい」。対戦したい投手には高校の1学年先輩となる楽天の藤平を挙げた。

 28日開幕の日本シリーズでソフトバンクは横浜を本拠地とするDeNAと対決する。31日の第3戦から第5戦は横浜スタジアムが舞台。「機会があれば観戦に行きたい。無理ならテレビで必ず応援したい」。気持ちは早くもタカ戦士だ。

 ソフトバンクには横浜高出身の松坂もいる。「偉大な先輩。プロの厳しさを教わりたい。息の長い40歳まで現役を続けられる選手になり、2000安打を打ちたい」。憧れていた新たなステージへの熱い思いがほとばしった。 (大窪正一)

 ◆増田珠(ますだ・しゅう)1999年5月21日生まれ。長崎市出身。小1から「稲佐青空」でソフトボールを始め、長崎シニアに所属した淵中時代は投手兼中堅手で全国大会出場。15歳以下日本代表に選ばれ4番を務めた。横浜高では1年春からベンチ入りし、夏から外野手のレギュラー。2年夏と3年夏に甲子園出場。18歳以下日本代表として9月のワールドカップに出場し、チームは3位。180センチ、82キロ。右投げ右打ち。

=2017/10/27付 西日本スポーツ=

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