コメントで読む11年ソフトB日本一 チャンスで内川…そこにオレ竜の罠!?

第2戦、チャンスで落合監督(右端)から抗議を受け、バットのテーピングを剥がす内川(左端)=ヤフードーム、2011年11月13日
第2戦、チャンスで落合監督(右端)から抗議を受け、バットのテーピングを剥がす内川(左端)=ヤフードーム、2011年11月13日
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第4戦で6回無死満塁のピンチを無失点に抑え、ガッツポーズする森福=ナゴヤドーム、2011年11月16日
第4戦で6回無死満塁のピンチを無失点に抑え、ガッツポーズする森福=ナゴヤドーム、2011年11月16日
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 【コメントで読むホークスの日本シリーズ〈4〉】

 パ・リーグの覇権を奪回し、クライマックスシリーズ(CS)を制したソフトバンクが2年ぶり17度目の日本シリーズに臨む。球団の福岡移転後、これが7度目の出場。過去6度のシリーズを、当時の西日本スポーツ紙面のコメントから振り返る。第4回は2011年。

 プレーオフ、CSの壁にはね返され続けたソフトバンクはリーグ連覇を果たしたこの年、実に8年ぶりの日本シリーズ進出を果たす。相手もリーグ連覇の中日。束ねる落合監督の策で、勝負はもつれにもつれた。

 ・第1戦 ソフトバンク1-2中日(11月12日・ヤフードーム) ソフトバンクベンチは中日先発を右のネルソンか吉見の可能性大と見ていたが、実際は左のチェン。8回1失点に抑えられ、浅尾、岩瀬のリレーの前に延長10回でシリーズ新15三振を喫した。小久保主将は報道陣に「明日は吉見ですか。(左の)ソトとちゃうやろな。吉見しかビデオ見いひんぞ」

 ・第2戦 ソフトバンク1-2中日(同13日・同) 3回の先制チャンスで、内川のバットに落合監督が「グリップの形が変わっている。何か入ってるんじゃないか」と審判に確認を要請。問題なしの判断も、打席の結果は中飛で、チームは連日の延長負け。内川はその後「そこに気付付いているのがすごい」と“応戦”。

 ・第3戦 中日2-4ソフトバンク(同15日・ナゴヤドーム) 第1、2戦で好機に凡退続きの多村が2ランを含む3安打。落合監督は横浜時代の01年春季キャンプの臨時コーチで「自分のバッティングをつくってくれた方の前でホームランを打てたのはうれしい」

 ・第4戦 中日1-2ソフトバンク(同16日・同) 1点リードの6回無死満塁でホールトンを救援した森福が「気持ち一本」と計11球で無傷の脱出。初回に先制打の4番小久保は試合後に「僕のヒットは4時間も前のことやから忘れました。今日は森福さまさまですよ」

 ・第5戦 中日0-5ソフトバンク(同17日・同) 馬原の不調で、代わって抑えのファルケンボーグが5連投を避けベンチ外。7回に先発から中1日で摂津を投入した秋山監督は「経験もあるだろ。(第3戦で)マウンドにも慣れてるし、いいピッチングをした」

 ・第6戦 ソフトバンク1-2中日(同19日・ヤフードーム) 本拠地3試合とも同スコアで敗戦。小久保は「こうなるようになっとったんや、2011年は」。カブレラは代打でこのシリーズ初安打を放ち、報道陣を「俺が打ったらそんなに珍しいかい」と威嚇。

 ・第7戦 ソフトバンク3‐0中日(同20日・同) 回をまたいだファルケンボーグが9回に打球を右腕に受け降板。緊急登板の森福が簡単に2死を奪い、最後は摂津が締めた。40歳の小久保が史上最年長MVPに輝く一方、駆けつけた孫オーナーは「個人的に森福君に賞をあげたい。『火消し賞』にしましょうか」

 (次回は2014年、秋山監督の花道シリーズ)

=2017/10/29 西日本スポーツ=

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