ソフトB斐紹、同一リーグ楽天へ 楽天西田と交換トレード

秋季キャンプに参加して汗を流す斐紹
秋季キャンプに参加して汗を流す斐紹
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 東北で出直す! 福岡ソフトバンクの斐紹(山下斐紹)捕手(24)と楽天西田哲朗内野手(26)の1対1の交換トレードが成立し、11日、両球団から発表された。斐紹は2011年にドラフト1位で入団。16年には初の開幕スタメンを果たしたが、今季は1試合の出場に終わっていた。チームは若手の内野陣が手薄なこともあり、両球団の思惑が一致し成立した。またこの日は、山田大樹投手(29)がヤクルトへトレードで移籍することも決定。同日に2件のトレードが成立する異例の一日となった。

■工藤監督「いい選択」

 将来の扇の要として期待され入団したドラ1捕手が、新天地で再スタートを切ることになった。1軍が合流したばかりのキャンプ地で、練習中だった斐紹がトレード成立の通達を受けた。ホークスでの来季の巻き返しに向けて汗を流していた24歳は、驚きと寂しさをにじませながらも、すぐに気持ちを切り替えた。

 「びっくりしているけど、ホークスには感謝の気持ちしかない。(楽天は)細川(亨)さんもいますので不安はありませんし、一からしっかりアピールしていきたい」

 楽天での活躍がホークスへの恩返しになると信じている。11年にドラフト1位で入団。当初から打撃力は買われていたが、守備面の課題を克服できず1軍に定着できなかった。16年には初の開幕スタメンマスクを果たしたが、チャンスをものにできず出場13試合。今季は同期で育成出身の甲斐がブレークした中、2軍暮らしが続いた。捕手陣では斐紹より下の世代で栗原、九鬼ら期待の若手も多く、トレードに至った。

 夏場までマッチレースを繰り広げた今季の「ライバル球団」ではあるが、両軍の思惑が一致。10年にドラフト2位で楽天に入団した西田は、右投げ右打ちで遊撃のほか二塁、三塁もこなすユーティリティープレーヤー。14年には自己最多131試合に出場し打率2割7分3厘、7本塁打の成績を残した。

 チームは一塁の内川が35歳、三塁の松田が34歳と、内野の主力が30代半ばに差しかかる。キャンプ地入りした10日にも、達川ヘッドコーチが「早く後釜を探さないと」と話したばかりだった。工藤監督も「同じパ・リーグということよりも、(楽天が)欲しい選手とこちらが欲しい選手。球団も考えた上での、僕はいい選択だと思う。(2人に)頑張ってほしい」とエールを送った。 (倉成孝史)

=2017/11/12付 西日本スポーツ=

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