ソフトB達川ヘッド、55茶ゴジラじゃ 来季3年目の茶谷に熱視線

フリー打撃に入る茶谷(55)を見守る達川ヘッドコーチ
フリー打撃に入る茶谷(55)を見守る達川ヘッドコーチ
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 「お宝」発見! 「茶ゴジラ」じゃ! 福岡ソフトバンク達川光男ヘッドコーチ(62)が13日、来季3年目の茶谷健太内野手(19)に熱視線を送った。今キャンプで同ヘッドがテーマの一つに掲げているのが内川、松田らベテラン内野陣の「後釜」候補探し。今季、プロ初出場初打席で楽天エース則本からプロ初安打を放った大型内野手が、近い将来、主力になれる素材であることを強調した。背番号は「55」。その大きな期待にタカのゴジラが応えてみせる。

 トレジャーハンターとなった達川ヘッドコーチの目に飛び込んできたのは、185センチの背番号「55」だった。全体練習後の特打だ。茶谷はフォロースルーの大きなスイングから、センター方向を中心に大きな当たりを連発。「高卒2年目とは思えん。2年目の誠也(鈴木)より上じゃ。将来的には、柳田よりすごい打者になるかもしれん」。達川コーチは広島の4番や、球界屈指のフルスイング男を引き合いに、賛辞を惜しまなかった。

 そして、背番号にあやかり新たな呼称を口にした。「茶ゴジラじゃ。まだ、ゴジラは早いから、チャボゴジラかもしれん」。チャボの意味は不明だが、いずれにしても、日米通算507本塁打の松井秀喜氏のような、スケールの大きさを感じたに違いない。

 秋季キャンプにおける最大の目的をクリアしたと言っていい。35歳の内川や34歳の松田の後継者育成は急務。1人とはいえ、その候補者を確保し「松田もうかうかしていられんじゃろ。ワシの仕事は終わった。もう、帰ってもいいじゃろ」と納得顔。「来年のオープン戦では10試合は我慢して使いたい」。早くも来春キャンプで茶谷をA組に抜てきすることまで示唆した。

 一方、茶谷は想定外?の高評価にも「まだまだ、全然、駄目です。守備もバッティングも、がむしゃらにやるだけです」と苦笑いだった。帝京三高では投手で、プロ入りと同時に内野手に転向。今季は1軍デビューした10月8日楽天戦の初打席で、則本の初球カーブを左前に運んだ。達川コーチも「則本から打ったのはフロックじゃなかったんじゃ」とあらためて納得する。

 キャンプ後、台湾で行われるアジア・ウインターリーグにウエスタン選抜として参戦予定。茶でもチャボでもない「タカのゴジラ」へ進化を目指す。 (鎌田真一郎)

=2017/11/14付 西日本スポーツ=

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