侍・上林にJAPAN任せた!! 稲葉監督「彼と心中」

5回2死一、二塁、左越えに適時二塁打を放つ上林
5回2死一、二塁、左越えに適時二塁打を放つ上林
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■練習試合西武に快勝

 16日開幕の国際大会「アジアプロ野球チャンピオンシップ2017」に出場する日本代表の稲葉篤紀監督(45)が13日、中軸を任せる上林誠知外野手(22)=福岡ソフトバンク=と心中する覚悟を明かした。本大会も全試合フル出場させることを明言。上林も西武との練習試合(宮崎・清武SOKKEN)でも2安打1打点1盗塁と期待に応えた。西武に6-0で快勝した稲葉ジャパンはこの日で宮崎合宿を打ち上げた。

■3番か5番で

 躍動する背番号「51」に、自らの姿を重ねたのかもしれない。12日の日本ハム戦の2安打1盗塁に続き、西武戦は2安打1打点1盗塁と大暴れした上林について、稲葉監督は本大会での全試合フル出場を明言した。練習試合は唯一2試合にフル出場。準備は整った。

 「実は(本大会の)3試合全ていくと話しました。彼と心中します。(調子が)良くても悪くても、左投手が来てもいくよと。彼もニヤッとしていました。僕に(打撃フォームが)似ているのもあって、気になる選手。期待は大きい。シーズンの悔しさがある中でやっていると思う」

 決勝まで進んでも3試合の超短期決戦で、打順は練習試合と同じクリーンアップの3番か5番となる。稲葉監督は「1、2番が誰になるのかで変わってくる」と説明。4番に座る山川を挟み、近藤健とともに侍打線の中軸を託される。

 日本ハム戦は3番でチャンスメーク。近藤健と入れ替わる形で5番に入った西武戦は4回に先頭で右前打。5回2死一、二塁では左翼フェンス直撃の適時二塁打を放った。「追い込まれていたけど、何とか対応できた」。8回は四球を選んで、すかさず二盗。2戦連続で盗塁も決めた。

■合宿打ち上げ

 今季終盤は絶不調に陥った上林だが、稲葉監督は日本ハム戦で復調を確信していた。「打てなかったらまた外されるという心配の中で1打席目のヒットでホッとしたんだと思う。盗塁もできて自分のリズムがつかめている」。一夜明けた13日朝、本大会の全試合で使い続けることを告げた。

 練習試合は2試合で7打数4安打1打点。盗塁も二つ決めた。「内容的にも良かった。ここに来て2安打、2安打。(本番に)ためておきたかったので、心配な部分はある」といたずらっぽく笑った。6-0の快勝で実り多い宮崎合宿を打ち上げ、きょう14日に決戦の地東京に移動する。

 稲葉監督は「2020年(の東京五輪)に向けても考えている選手」と3年後の大舞台にも期待する。「本番は負けられない。(監督の)期待に応えたいので、優勝できるように頑張りたい」。稲葉ジャパンのど真ん中に上林がいる。 (小畑大悟)

=2017/11/14付 西日本スポーツ=

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