ソフトBオーナー、スポンサーにドヤ顔報告 101勝の強さトップが熱弁

オフィシャルスポンサー向けのパーティーで日本一奪還を報告する工藤監督(中央)
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データを引用しながら今季のソフトバンクの戦いぶりを報告する後藤球団社長
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スポンサーへの感謝とさらなる支援を願った孫オーナーのビデオメッセージ
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 これぞ、タカ笑い!? 福岡ソフトバンクの「オフィシャルスポンサー 感謝の集い2017」が24日、福岡市内のホテルで行われ、孫正義オーナー(60)、後藤芳光球団社長兼オーナー代行(54)が“ドヤ顔”でスポンサー企業などに日本一を報告した。94勝のレギュラーシーズン、クライマックスシリーズ(CS)、日本シリーズと勝ち続けた今季。球史に残る強さを、データを交えて示した。孫オーナー自ら、世間の「金満」評価に「育成力」を挙げて反論する場面も。工藤公康監督(54)は選手たちをあらためてたたえ、連続日本一を誓った。

 屈辱の2016年を足掛かりに、17年を数々の歓喜で彩った。2年ぶりの日本一から約3週間。球団のスポンサー約540社の関係者を前に、映像であいさつした孫オーナーはまさに“ドヤ顔”だった。

 「今回は本当にうれしいですね」。目元を緩めると、自ら何の“聖域”も設けずに続けた。「ややもすると、金満ソフトバンクと言われます」。あっさり認めた上で「でもお金だけじゃなくて、育成(選手)の中からどんどんはいあがっていく。ソフトバンクのチームカラーじゃないか。健全なチーム、健全な運営、高い志。真正面から努力する、正面突破」と「育成力」を日本一の要因に掲げた。

 日本シリーズ第1戦は千賀-甲斐の先発バッテリー。シリーズ史上初の育成出身コンビで先勝した。石川の2勝も含めて4勝中3勝を育成出身投手が挙げた。選手会に加入する支配下選手(3月31日時点)の総年俸はソフトバンクが12球団トップの約42億円(日本プロ野球選手会調べ)。それでも投の岩崎や東浜、打の柳田や今宮ら、チームの中核に20代の生え抜きがいる。全ての歯車がガッチリかみ合い、ポストシーズンを含めて歴代2位の計101勝につながった。

 さらに後藤社長は各種データを使ってタカの強さを紹介した。昨年に続き「打者編」「投手編」「救援投手編」「守備編」と戦力面の多くの指標でリーグ1位や12球団トップだったことを披露して選手の頑張りを評価。「チーム編」では、先制時や6回終了でリード時の勝率が圧倒的だったことを示し「采配の要素だ」と工藤監督のチームづくりをたたえた。

 昨年の同じイベントではざんげを重ねた指揮官は、壇上で「私のせいで負けましたと話をさせていただきましたが、今年は選手のおかげで日本一になれました」とホッとした表情。「今年(監督就任)3年目になりますが、今年ほど選手が頼もしく見えたことはなかった。来年以降も初心に戻って、謙虚な気持ちで野球に向き合い、自分の能力を発揮できるよう、日々頑張っていきます」と連続日本一への思いを口にした。常勝を求められるホークス。その重圧に耐えて結果を残し続けるからこその“ドヤ顔”だ。 (谷光太郎)

=2017/11/25付 西日本スポーツ=

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