ソフトB1位吉住 球団日本人最速160キロ宣言

色紙に目標を「160km」と書き、ポーズを決める吉住
色紙に目標を「160km」と書き、ポーズを決める吉住
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■入団に合意

 福岡ソフトバンクのドラフト1位指名、吉住晴斗投手(17)=山形・鶴岡東高=が26日、球団の日本人初となる球速160キロに意欲を示した。山形県鶴岡市内で交渉し、契約金8000万円、年俸800万円で入団に合意。“外れ外れ外れ1位”ながら工藤監督が上位での指名を推した最速151キロ右腕は、同じチームながら内川との対戦をモチベーションに掲げた。

 交渉後、プロ入り後の目標を書くよう色紙を手渡され手が止まった。やや考えた末に記したのは「最速160キロ」だった。「ストレートにこだわってやってきた。プロ野球の世界でもそこにはこだわりたい。勝てる投手になりたい」。球団で160キロ超えは昨年記録したスアレスだけ。12球団を見渡しても日本人は過去に日本ハム大谷とヤクルト由規、阪神藤浪しかいない難関だ。

 中学ではほぼ軟式でプレー。高校入学後、硬式で投手として経験を積んだ。地道な筋力トレーニングで能力が開花。入学時に「130キロ出ない」程度だったという球速は20キロ以上もアップした。現在も1日5食でパワーアップに取り組んでおり、担当の作山スカウトは160キロについて「出ますよ」と即答。「裸を見たことがあるが、脂肪が少ない(筋肉量の多い)85キロくらいのアスリート体形。もっといい体になるはず」と進化に太鼓判を押した。

 自慢の速球を投げてみたい相手がいる。テレビカメラを前に対戦したい打者を問われた吉住は実に50秒も熟考。「(日本ハムの)中田選手や(DeNAの)筒香選手のようなホームランバッター」。そう絞り出したが、カメラのスイッチが切れると本音を口にした。

 「内川さんと対戦したいけど、同じチームだから名前を出しちゃいけないかなって…。ベイスターズのころから知っているし、いつでも結果を残す日本で最高のバッターだと思う」。対戦の現実的な機会は2月の春季キャンプ。いつかくるその日へ、勝負球は「ストレートで」と目を輝かせながらイメージした。 (谷光太郎)

=2017/11/27付 西日本スポーツ=

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