ソフトB松田、熱男ロケット 開幕から全開 柳田、デスパに勝つ!!

契約更改を終えて、「熱男~」と雄たけびを上げながら引き揚げる松田
契約更改を終えて、「熱男~」と雄たけびを上げながら引き揚げる松田
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ワンダホーのポーズを取る松田
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TNCテレビ西日本の情報番組「ももち浜ストア夕方版」に出演した柳田(左)
TNCテレビ西日本の情報番組「ももち浜ストア夕方版」に出演した柳田(左)
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 福岡ソフトバンクの松田宣浩内野手(34)が4日、ヤフオクドーム内で契約更改交渉に臨み、4年契約の3年目となる来季を現状維持の4億円プラス出来高でサインした。3年連続の全試合出場で日本一に貢献したが、春先の不調を猛省。来季はスタートダッシュを飾るために、トレーナーの増員などグアム自主トレの充実を図る。本塁打と打点でもチームメートの柳田、デスパイネに挑戦状。開幕から「熱男ロケット」でキャリアハイを目指す。 (金額は推定)

 熱男の2018年も暑い南国から幕を開ける。1月恒例のグアム自主トレ。松田は充実を図るべく“秘策”を用意していた。「トレーナーをもう1人増やしていい環境をつくる。効率よくトレーニングができるように」。従来は1人だった同行トレーナーを2人に増やすことを決めた。

 トレーナー増員の背景には今年4月の苦い思い出があった。WBCに出場した今季は得意とする春先につまずいた。12年目で最も遅い105打席目での1号。4月30日にようやく飛び出し、月間打率は2割1分6厘に沈んだ。「もともと春に強くてドンドンいくタイプ。出遅れた分、モヤモヤしながらになった」と明かす。

 5月に8本の量産で巻き返し、終わってみれば24本塁打をマークした。「ギータ(柳田)に初めて負けて悔しかった。チーム内での競争も激しい。ギータ、デスパイネに本塁打と打点も勝ちたい」。いずれも今季は後塵(こうじん)を拝しており、巻き返しを誓う。

 そこで鍵としたのが開幕からのロケットスタートだ。「4月から活躍して気持ちの貯金をつくる。ス~ッと入れば、とんとんと戦っていける。爆発してスタートしたい。グアムの自主トレからドンドンやっていきたい」と青写真を描いた。

 グアムでは柳田や糸井(阪神)も加わり、大所帯になる。「トレーナー1人だと選手に対して少なかった。2人にすることで若い選手も見てもらえる。暑い中でやることで成果も出る」。帰国後は母校の亜大で自主トレ。東浜ら後輩に加え、OBではないセ界の首位打者の宮崎(DeNA)、山川(西武)も参加する。「やりがいがある。(宮崎は)首位打者の力も持っているので」と年下からも貪欲に吸収していく。

 WBCから日本シリーズまで戦い抜いた体を癒やすために「充電して、気持ちも心もリフレッシュしている。V旅行が終わってから体を動かしたい」とつかの間の休息中。ハワイから戻れば、来季への戦いが始まる。「けがをせずに4年連続全試合出場できれば、キャリアハイにも近づく」。出遅れ知らずの熱男ロケットは「3・30」に点火する。 (小畑大悟)

■本塁打数「やっと抜いた来年も」 TNCの番組に生出演

 柳田が松田の「挑戦状」を歓迎した。31発の今季は初めてシーズンの本塁打数で松田超え。「絶対勝とうという気持ちで、やっと抜いたと思っている。松田さんはたくさん打つと思うので、争っていければ、おのずといい数字になる。来年も勝ちたい」と力を込めた。この日はTNCテレビ西日本の情報番組に生出演。「お給料は勝てないと思うけど、4億円は欲しいですね」と年俸面でも松田と“争って”いくつもりだ。

■「熱男~」継続する!?しない!?

 熱男パフォーマンスの継続は“保留”した。交渉の席では「数字以外にも貢献してくれた」と声をかけられたといい、「やっぱり熱男でしょ」と笑顔。本塁打後のパフォーマンスは1号こそ「1(ワン)ダホー」だったが、2本目以降は昨季同様の「熱男~」に戻した。来季に向けては「2018年のスローガンが決まり次第、熱男とどっちがいいか考えたい」と結論を先延ばしにした。

=2017/12/05付 西日本スポーツ=

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